関連情報 翻訳も参照。
この文書は、次の非規範的形式でも利用できます: Turtle, RDF/XML, および JSON-LD
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DCATは、Webで公開されるデータカタログ間の相互運用性を促進するために設計されたRDF語彙である。 この文書は、その使用のためのスキーマを定義し、例を提供する。
DCATは、標準モデルと語彙を用いて、公開者がカタログ内のデータセットおよびデータサービスを記述できるようにし、 複数のカタログからのメタデータの利用および集約を容易にする。 これにより、データセットおよびデータサービスの発見可能性を高めることができる。 また、データカタログ公開への分散型アプローチを可能にし、同じクエリ機構と構造を使用して、 複数サイトのカタログを横断したデータセットの連合検索を可能にする。 集約されたDCATメタデータは、デジタル保存プロセスの一部としてマニフェストファイルの役割を果たすことができる。
DCAT用語の名前空間は http://www.w3.org/ns/dcat# である
DCAT名前空間に推奨される接頭辞は dcat である
このセクションは、公開時点におけるこの文書の状態を説明する。 現在のW3C公開文書の一覧と、この技術報告書の最新改訂版は、 W3C技術報告書索引 https://www.w3.org/TR/ で参照できる。
この文書は、以前の語彙開発時には考慮できなかったユースケース、要件、およびコミュニティの経験に応じて、 DCAT 2語彙([VOCAB-DCAT-2])の 大規模な改訂を定義する。この改訂は、多様なデータ記述およびデータセット交換のアプローチを支援しつつ、 コミュニティの実践に沿ってDCAT標準を拡張する。DCAT語彙への主な変更は次のとおりである:
spdx:checksum
プロパティおよび spdx:Checksum クラスの追加
dcat:version, dcat:previousVersion, dcat:hasCurrentVersion。11. バージョニングを参照dcat:DatasetSeries
クラスおよびプロパティの追加。12.
データセット系列を参照この新しいバージョンの語彙は、後方互換性を保持しつつ、元の語彙を更新および拡張する。 重要な変更の完全な一覧(関連するGitHub課題へのリンクを含む)は、D. 変更履歴に記載されている。
Data eXchange Working Groupによって検討および議論されたが、成熟度または合意の不足により 対応されなかった 課題、 要件、および機能は、GitHubに集められている。将来リリースの優先事項であると考えられるものは、 マイルストーン DCAT Future Priority Work に含まれている。
元のDCAT語彙は Digital Enterprise Research Institute (DERI) で開発およびホストされ、その後 eGov Interest Group によって改良され、最終的に2014年に [VOCAB-DCAT-1] として Government Linked Data (GLD) Working Groupによって標準化された。
DCATの2番目の勧告改訂版であるDCAT 2 [VOCAB-DCAT-2] は、 元のバージョンの時点からのDCAT語彙に関する人々の経験、および最初のバージョンでは考慮されていなかった 新しいアプリケーションから収集された、新しい一連のユースケースおよび要件 [DCAT-UCR] に応じて、 Dataset Exchange Working Group によって開発された。
このバージョンのDCATであるDCAT 3は、前回の標準化ラウンドで未対応のまま残されたもののうち、 より差し迫ったユースケースおよび要望を考慮して、Dataset Exchange Working Group によって開発された。[VOCAB-DCAT-2] からの変更の概要は、 D. 変更履歴で提供されている。
DCATは、foaf:homepage や dcterms:title など、
安定した用語が適切な意味で見つかった場合、既存の語彙から用語を取り込んでいる。
外部で定義された用語の非公式な要約定義は、利便性のためにDCAT語彙に含まれているが、
権威ある定義は規範参照で利用できる。
参照先の定義に変更がある場合、それらはこの仕様で示された要約に優先する。
DCATへの適合(4.
適合性)はDCAT語彙仕様内の用語のみの使用に関するものであるため、
他の外部定義に変更の可能性があっても、DCAT実装の適合性には影響しないことに注意。
この文書は、Dataset Exchange Working Group によって、 勧告トラックを用いた 勧告として公開された。
W3Cは、この仕様をWebの標準として広く配備することを 推奨している。
W3C勧告は、広範な合意形成を経て、 W3Cおよびそのメンバーによって承認され、 Working Groupメンバーから実装に対する ロイヤリティフリー・ライセンス の確約を得た仕様である。
この文書は、 W3C 特許 ポリシーの下で運営されるグループによって作成された。 W3Cは、 そのグループの成果物に関連して行われた 特許開示の公開リストを維持しており、 そのページには特許を開示するための手順も含まれている。 ある個人が、その個人が 必須請求項を含むと考える 特許について実際の知識を有している場合、 その情報を W3C特許ポリシー第6節に従って開示しなければならない。
この文書は、 2023年11月3日版 W3C Process Document によって管理される。
このセクションは非規範的である。
異なる組織、研究者、政府および市民の間でデータリソースを共有するには、 メタデータの提供が必要である。 これは、データがオープンであるかどうかに関係しない。 DCATはWeb上でデータカタログを公開するための語彙であり、もともとは data.gov や data.gov.uk などの 政府データカタログの文脈で開発されたが、他の文脈にも適用可能であり、使用されてきた。
DCAT 3は、さらなるユースケースおよび要件 [DCAT-UCR] を支援するために、 以前のバージョンを拡張した。 これには、データセットに加えて、データセット系列などの他のリソースをカタログ化する可能性が含まれる。 この改訂は、リソースのバージョニングの記述にも対応する。逆プロパティの使用方法に関する指針も提供される。
DCATは、データセットおよびデータサービスを記述し、カタログに含めることができるようにするための RDFクラスおよびプロパティを提供する。 標準モデルおよび語彙を使用することで、複数のカタログからのメタデータの利用および集約が容易になり、 それにより次のことが可能となる:
カタログに記述されるデータは、スプレッドシートから、XMLやRDFを経て、 さまざまな専門形式に至るまで、多くの形式をとり得る。 DCATはデータセットのこれらのシリアル化形式についていかなる仮定もしないが、 抽象的なデータセットと、その異なる表現または配布とを区別する。
データはしばしば、既存データの抽出、サブセット、または組み合わせの選択、 あるいは何らかのデータ処理機能によって生成される新しいデータを支援するサービスを通じて提供される。 DCATでは、データアクセスサービスの記述をカタログに含めることができる。
補完的な語彙は、より詳細な形式固有の情報を提供するためにDCATと併用できる。 たとえば、VoID語彙 [VOID] のプロパティは、 そのデータセットがRDF形式である場合に、データセットに関するさまざまな統計を表現するために DCAT内で使用できる。
この文書は、DCATで表現されたデータカタログを配備する特定の方法を規定しない。 DCAT情報は、SPARQLエンドポイントを介してアクセス可能なRDF、[HTML-RDFa] としてHTMLページに埋め込まれたもの、 またはRDF/XML [RDF-SYNTAX-GRAMMAR], [N3], [Turtle], [JSON-LD] もしくは他の形式として シリアル化されたものを含む、多くの形式で提示できる。 この文書では、可読性のため、例は [Turtle] を使用する。
このセクションは非規範的である。
2014年1月に公開された元の勧告 [VOCAB-DCAT-1] は、 データセットを記述するための基本的な枠組みを提供した。それは、抽象的な考えとしての データセットと、データセットの具体的な表現としての配布との間に重要な区別を設けた。 DCATは広く採用されているものの、元の仕様には、欧州委員会のDCAT-AP [DCAT-AP] のような プロファイルの仕組みを通じて、または基本標準の上に多かれ少なかれ構築されたより大きな語彙の開発を通じて、 追加された多くの重要な機能が欠けていることが明らかになった。たとえば、Healthcare and Life Sciences Community Profile [HCLS-Dataset]、Data Tag Suite [DATS] などである。DCAT 2 [VOCAB-DCAT-2] は、 さまざまなコミュニティの経験を通じて明らかになった具体的な不足点に対応するために開発され、 目的は、これらのより大きな語彙の出力間の相互運用性を改善することであった。 たとえば、DCAT 2は、識別子、データセット品質情報、 およびデータ引用の問題に対応するためのクラス、プロパティおよび指針を提供した。
この改訂版であるDCAT 3は、仕様全体を更新する。2014年勧告およびDCAT 2からの重要な変更は、 本文中で「注記」セクションを用いて示されるとともに、D. 変更履歴にも記載されている。
DCATの名前空間は http://www.w3.org/ns/dcat# である。
DCATは、他の語彙、特にDublin Core [DCTERMS] の用語も広く使用する。
DCATは、自身の最小限のクラスおよびプロパティの集合を定義する。
この勧告の規範部分で使用される名前空間および接頭辞を、次の表に示す。
| 接頭辞 | 名前空間 IRI | 出典 |
|---|---|---|
adms |
http://www.w3.org/ns/adms# |
[VOCAB-ADMS] |
dc |
http://purl.org/dc/elements/1.1/ |
[DCTERMS] |
dcat |
http://www.w3.org/ns/dcat# |
[VOCAB-DCAT] |
dcterms |
http://purl.org/dc/terms/ |
[DCTERMS] |
dctype |
http://purl.org/dc/dcmitype/ |
[DCTERMS] |
foaf |
http://xmlns.com/foaf/0.1/ |
[FOAF] |
locn |
http://www.w3.org/ns/locn# |
[LOCN] |
odrl |
http://www.w3.org/ns/odrl/2/ |
[ODRL-VOCAB] |
owl |
http://www.w3.org/2002/07/owl# |
[OWL2-SYNTAX] |
prov |
http://www.w3.org/ns/prov# |
[PROV-O] |
rdf |
http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns# |
[RDF-SYNTAX-GRAMMAR] |
rdfs |
http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema# |
[RDF-SCHEMA] |
skos |
http://www.w3.org/2004/02/skos/core# |
[SKOS-REFERENCE] |
spdx |
http://spdx.org/rdf/terms# |
[SPDX] |
time |
http://www.w3.org/2006/time# |
[OWL-TIME] |
vcard |
http://www.w3.org/2006/vcard/ns# |
[VCARD-RDF] |
xsd |
http://www.w3.org/2001/XMLSchema# |
[XMLSCHEMA11-2] |
このセクションは非規範的である。
この文書の例および指針で使用され、勧告の規範部分に由来しない名前空間および接頭辞を、 次の表に示す。
| 接頭辞 | 名前空間 IRI | 出典 |
|---|---|---|
dqv |
http://www.w3.org/ns/dqv# |
[VOCAB-DQV] |
earl |
http://www.w3.org/ns/earl# |
[EARL10-Schema] |
geosparql |
http://www.opengis.net/ont/geosparql# |
[GeoSPARQL] |
oa |
http://www.w3.org/ns/oa# |
[ANNOTATION-VOCAB] |
pav |
http://purl.org/pav/ |
[PAV] |
sdmx-attribute |
http://purl.org/linked-data/sdmx/2009/attribute# |
[VOCAB-DATA-CUBE] |
sdo |
https://schema.org/ |
[SCHEMA-ORG] |
xhv |
http://www.w3.org/1999/xhtml/vocab# |
[XHTML-VOCAB] |
非規範的と示されたセクションに加え、この仕様におけるすべての作成指針、図、例、および注記は非規範的である。 この仕様のその他すべては規範的である。
この文書におけるキーワード MAY, MUST, MUST NOT, および SHOULD は、 ここに示されているようにすべて大文字で現れる場合に限り、 BCP 14 [RFC2119] [RFC8174] に記述されているとおりに解釈される。
データカタログは、次の場合にDCATに適合する:
DCATプロファイルとは、DCATに追加の制約を加えるデータカタログ用の仕様である。 そのプロファイルに適合するデータカタログは、DCATにも適合する。プロファイル内の追加制約には、 次のものを含めてもよい(MAY):
このセクションは非規範的である。
DCATは、データカタログを表現するためのRDF語彙である。 DCATは、7つの主要なクラスを中心に構成されている(図 1):
dcat:Catalog はカタログを表す。これは、各個別項目が
何らかのリソースを記述するメタデータレコードであるデータセットであり、
dcat:Catalog の範囲は、データセット、データサービス、
または他のリソース型に関するメタデータのコレクションである。
dcat:Resource は、カタログ内のメタデータレコードによって
記述され得るデータセット、データサービス、またはその他の任意のリソースを表す。
このクラスは直接使用されることを意図しておらず、dcat:Dataset、dcat:DataService および dcat:Catalog の親クラスである。
カタログ内のリソースは、これらのクラスのいずれかのインスタンス、またはそれらのサブクラス、
あるいはDCATプロファイルまたは他のDCATアプリケーションで定義される
dcat:Resource のサブクラスのインスタンスであるべきである。
dcat:Resource は、実際には任意の種類のリソースの
カタログを定義するための拡張点である。dcat:Dataset および dcat:DataService は、どのカタログにも記載されていない
データセットおよびサービスに使用できる。
dcat:Dataset は、単一のエージェントまたは識別可能な
コミュニティによって公開または管理されるデータのコレクションを表す。DCATにおけるデータセットの概念は
広く包括的であり、すべてのコミュニティから生じるリソース型を受け入れることを意図している。
データは、数値、テキスト、ピクセル、画像、音声、その他のマルチメディア、さらに潜在的には
他の型を含む多くの形態をとり、それらのいずれもデータセットに収集され得る。
dcat:Distribution は、ダウンロード可能なファイルなど、
データセットのアクセス可能な形式を表す。
dcat:DataService は、1つ以上のデータセットまたは
データ処理機能へのアクセスを提供する、インターフェース(API)を通じてアクセス可能な操作の集合を表す。
dcat:DatasetSeries は、個別に公開されるが、
それらをグループ化する何らかの特性を共有するデータセットのコレクションを表すデータセットである。
dcat:CatalogRecord は、主に、誰がいつレコードを
追加したかなどの登録情報に関する、カタログ内のメタデータレコードを表す。
DCATにおけるデータセットは、「単一のエージェントによって公開または管理され、 1つ以上のシリアル化または形式でアクセスまたはダウンロード可能なデータのコレクション」として定義される。 データセットは概念的な実体であり、転送のためにデータセットをシリアル化する1つ以上の配布によって 表現され得る。 データセットの配布は、データサービスを介して提供できる。
データサービスは通常、サービスに対してローカルまたはリモートにホストされ得るデータセットに対して、 選択、抽出、組み合わせ、処理または変換操作を提供する。 データサービスへの任意の要求の結果は、データセットまたはカタログの一部または全部の表現である。 データサービスは特定のデータセットに結び付いている場合もあれば、そのソースデータが要求時または 実行時に構成される場合もある。 データ配布サービスは、データセットまたはサブセットの配布の選択およびダウンロードを可能にする。 データ発見サービスは、クライアントが適切なデータセットを見つけられるようにする。 他の種類のデータサービスには、座標変換サービス、再サンプリングおよび補間サービスなどの データ変換サービス、ならびにシミュレーションおよびモデリングサービスを含む各種データ処理サービスが含まれる。 DCATにおけるデータサービスは、データへのアクセスを提供する操作または API の集合であることに注意。 対話的なユーザーインターフェースは、API操作への便利なアクセスを提供するためにしばしば利用可能であるが、 その記述はDCATの範囲外である。 特定のデータサービスエンドポイントの詳細は、多くの場合、DCAT語彙自体の範囲を補完する標準サービス型に 適合した記述を通じて指定される。
データセットおよびデータサービスの記述は、カタログに含めることができる。
カタログは、そのメンバー項目がデータセットおよびデータサービスの記述である一種のデータセットである。
他の種類のリソースもカタログ化され得るが、DCATの範囲は現在、データセットおよびデータサービスに限定される。
カタログの範囲をデータセットおよびデータサービスを超えて拡張するには、DCATプロファイルまたは
他のDCATアプリケーションで dcat:Resource の追加サブクラスを
定義することが推奨される。
サービス記述の範囲をデータ配布サービスを超えて拡張するには、DCATプロファイルまたは他のDCATアプリケーションで
dcat:DataService の追加サブクラスを定義することが推奨される。
カタログレコードは、カタログ内のエントリを記述する。dcat:Resource
がデータセットまたはサービス自体を表す一方で、
dcat:CatalogRecord はカタログにおけるリソースの登録を記述する
レコードであることに注意。dcat:CatalogRecord の使用は任意とみなされる。
これは、カタログ内のエントリに関する来歴情報を明示的に取得するために使用される。
これが不要であれば、dcat:CatalogRecord は安全に無視できる。
DCAT語彙は、[RDF-SCHEMA] を用いて形式化されたOWL2オントロジー
[OWL2-OVERVIEW]
である。
DCATの各クラスおよびプロパティは、IRI [RFC3987] によって示される。
ローカルに定義された要素は、名前空間 http://www.w3.org/ns/dcat#
にある。
要素は、いくつかの外部語彙、特に [FOAF]、[DCTERMS] および [PROV-O]
からも採用されている
RDFでは、リソースがグローバル識別子(IRI)を持つことも、 空白ノードであることもできる。 空白ノードは、IRIで明示的に名前を付けることなく リソースを示すために使用できる。 それらはトリプルの主語および目的語の位置に現れ得る [RDF11-PRIMER]。 たとえば、多くの実際のDCATカタログでは、配布は関連するデータセット記述内にネストされた空白ノードとして 表現される。 空白ノードはいくつかのユースケースに柔軟性を提供し得る一方で、Linked Dataの文脈では、 空白ノードはデータを協調的に注釈付けする能力を制限する。 空白ノードリソースはリンクの対象になることができず、新しい情報を新しいソースから注釈付けすることもできない。 Linked Dataアプローチの最大の利点の1つが「誰でもどこでも何でも言える」ことであるため、 空白ノードの使用は、RDFモデルの広範な採用から得られる利点の一部を損なう。 単一アプリケーションデータセットという閉じた世界の中でさえ、空白ノードの使用は、 新しいデータを統合する際にすぐ制限となり得る [LinkedDataPatterns]。 これらの理由から、DCATの主要クラスのインスタンスにはグローバル識別子を持たせることが推奨され、 RDFでDCATを符号化する際には、空白ノードの使用は一般に推奨されない。
この文書のすべてのRDF例はTurtle構文 [Turtle] で記述され、 その多くは DXWGコードリポジトリから 利用可能である。
この例は、政府カタログとそのデータセットを表現するためにDCATがどのように使用され得るかを 簡潔に概観するものである。言語タグの使用を示すため、タイトル、ラベルおよびキーワードは英語と スペイン語の両方で提供される。
まず、カタログの記述:
カタログの公開者は、相対 IRI ex:transparency-office
を持つ。
公開者のさらなる記述は、例 2のように提供できる:
カタログは、dcat:dataset プロパティを通じて各データセットを列挙する。例
1では、相対 IRI ex:dataset-001 を持つ
例示データセットが言及された。DCATを用いたその可能な記述を以下に示す:
このデータセットには5つの異なる時間記述子が示されている。
データセットの公開日および改訂日は、dcterms:issued および dcterms:modified に示される。
dcterms:accrualPeriodicity におけるデータセット更新頻度には、
W3C Data Cube Vocabulary
[VOCAB-DATA-CUBE] の取り組みの一部として開発された
コンテンツ指向ガイドラインからのインスタンスを使用する。
時間的範囲または広がりは、dcterms:temporal で与えられ、
dcterms:PeriodOfTime を、dcat:startDate および dcat:endDate によって示される閉区間として定義する。
データセット内の項目の最小間隔を記述する時間解像度は、標準データ型
xsd:duration を用いて
dcat:temporalResolution に与えられる。
さらに、空間的範囲または広がりは、dcterms:spatial で、Geonames からの IRI を用いて与えられる。
データセット内の項目の最小空間分離を記述する空間解像度は、
標準データ型 xsd:decimal を用いて
dcat:spatialResolutionInMeters に与えられる。
データセットに関するコメントおよびフィードバックを送信できる連絡先が提供される。 メールアドレスや電話番号など、連絡先に関するさらなる詳細は、vCard [VCARD-RDF] を用いて 提供できる。
データセット ex:dataset-001-csv の1つの表現は、5kBのCSVファイルとしてダウンロードできる。
これは
dcat:Distribution 型のRDFリソースとして表現される。
カタログは、相対 IRI ex:themes
によって表される
ドメインの集合に従って、そのデータセットを分類する。SKOS [SKOS-REFERENCE] は、
使用されるドメインを記述するために使用できる:
このデータセットが、相対 IRI ex:accountability
によって表される
ドメインの下に分類されていることに注意。
カタログのドメインを記述するために使用された IRI ex:themes によって識別される
概念スキームの一部として、その概念を定義することが推奨される。SKOS記述の例:
データセットの型またはジャンルは、dcterms:type
プロパティを用いて示すことができる。
プロパティの値は、適切に管理され、広く認知されたリソース型の集合から取得することが推奨される。
たとえば、DCMI
Type Vocabulary [DCTERMS]、
MARC Genre/Terms Scheme、
[ISO-19115-1] の
MD_Scope codes、
DataCite
resource types [DataCite]、
またはRe3dataのPARSE.Insight content-types [RE3DATA-SCHEMA]
である。
次の例では、(名目上の)データセットが、異なる語彙からの値を用いて別々に分類される。
単一の記述内に複数の分類が存在することも可能である。
カタログ公開者が、自身のレコード(すなわち、データセットを記述するメタデータを含むレコード)を
記述するメタデータを保持することにした場合、dcat:CatalogRecord を使用できる。たとえば、
ex:dataset-001 は2011-12-05に発行されたが、Imaginary Catalog上のその記述は
2011-12-11に追加された。これは、例 9のようにDCATで表現できる:
ex:dataset-002 はCSVファイルとして利用可能である。しかし、ex:dataset-002 は、
ユーザーがいくつかのリンクをたどり、何らかの情報を提供し、いくつかのチェックボックスを選択してから
データにアクセスする必要がある、何らかのWebページを通じてのみ取得できる。
dcat:landingPage の使用と、
dcat:Distribution インスタンスの定義に注意。
一方、ex:dataset-003 は、何らかのランディングページを通じて取得できるが、
既知のURLからダウンロードすることもできる。
ダウンロード可能な配布に dcat:downloadURL を使用し、
ランディングページを通じてアクセス可能な他の配布は、別個の
dcat:Distribution インスタンスとして定義する必要がないことに注意。
ex:dataset-004 は、異なるサービスから異なる表現で配布される。
各 dcat:Distribution の dcat:accessURL は、そのサービスの
dcat:endpointURL に対応する。
各サービスは、dcterms:type を用いて一般的な型によって特徴付けられ
(ここではINSPIRE空間データサービス型語彙からの値を使用)、
dcterms:conformsTo を用いて具体的な API
定義によって特徴付けられ、
個別エンドポイントのパラメータおよびオプションの詳細な記述は
dcat:endpointDescription を用いてリンクされる。
(改訂された)DCAT語彙はRDFで利用可能である。
主要な成果物 dcat.ttl は、
中核DCAT語彙のシリアル化である。
それに加えて、追加情報を提供する他のRDFファイル一式があり、以下を含む:
ファイル dcat-external.ttl, dcat-external.rdf, および dcat-external.jsonld は、 DCATが追加の文書化または使用上の注記を提供している、外部で定義された用語を含む。
ファイル dcat2.ttl, dcat2.rdf, および dcat2.jsonld は、DCATのバージョン2 [VOCAB-DCAT-2] に対応する。
DCATは、いくつかの他の語彙からの要素の使用を要求する。 さらに、DCATは、通常のRDFS [RDF-SCHEMA] およびOWL2 [OWL2-OVERVIEW] の規則およびパターンに従って、外部語彙からの追加要素によって拡張され得る。
いくつかの補完語彙からの要素は、より詳細な情報を提供するために、DCATとともに使用してもよい (MAY)。 例: VoID語彙 [VOID] のプロパティは、 DCATで記述されたデータセットがRDF形式である場合、そのデータセットに関するさまざまな統計の記述を可能にする。 Provenance ontology [PROV-O] のプロパティは、 データセットまたはサービスを生成したワークフロー、および関連する活動やエージェントに関する より多くの情報を提供するために使用できる。Organization Ontology [VOCAB-ORG] のクラスおよびプロパティは、責任を持つ エージェントの追加詳細を説明するために使用できる。
DCAT名前空間の外にある用語の定義(ドメインおよび範囲を含む)は、利便性のためにのみここで提供され、 規範的と見なしてはならない(MUST NOT)。これらの用語の 権威ある定義は、対応する仕様、すなわち [DC11], [DCTERMS], [FOAF], [PROV-O], [RDF-SCHEMA], [SKOS-REFERENCE], [XMLSCHEMA11-2] および [VCARD-RDF] にある。
次のプロパティは、このクラスに固有である:
上位クラス dcat:Dataset の次のプロパティも
使用可能である:
上位クラス dcat:Resource の次のプロパティも
使用可能である:
| RDFクラス: | dcat:Catalog |
|---|---|
| 定義: | リソースに関するメタデータの管理されたコレクション。 |
| サブクラス: | dcat:Dataset |
| 使用上の注記: | Webベースのデータカタログは、通常、このクラスの単一のインスタンスとして表現される。 |
| 使用上の注記: | データセットおよびデータサービスは、データカタログの文脈におけるリソースの例である。 |
| 関連項目: | 6.5 クラス: カタログ レコード, 6.6 クラス: データセット |
| RDFプロパティ: | foaf:homepage |
|---|---|
| 定義: | カタログのホームページ(通常HTMLで利用可能な公開Web文書)。 |
| 範囲: | foaf:Document |
| 使用上の注記: | foaf:homepage は
逆関数プロパティ(IFP)であり、これは、それが一意であり、リソースのWebページを
正確に識別しなければならない(MUST)ことを意味する。
このプロパティは正準Webページを示し、リソースについて複数のWebページが存在する場合に
役立つ可能性がある。 |
| RDFプロパティ: | dcat:themeTaxonomy
|
|---|---|
| 定義: | カタログに記載されたリソース(例: データセットおよびサービス)を分類するために使用される 知識組織化システム(KOS)。 |
| ドメイン: | dcat:Catalog |
| 範囲: | rdfs:Resource
|
| 使用上の注記: |
タクソノミーは、skos:ConceptScheme,
skos:Collection,
owl:Ontology または
類似のものとして組織化することが推奨される。これにより、各メンバーを IRI で示し、Linked
Dataとして公開できる。
|
| RDFプロパティ: | dcat:resource |
|---|---|
| 定義: | カタログに一覧されるリソース。 |
| サブプロパティ: | dcterms:hasPart |
| ドメイン: | dcat:Catalog |
| 範囲: | dcat:Resource |
| 使用上の注記: | これは、カタログのメンバーシップを表す最も一般的な述語である。利用可能な場合は、 より具体的なサブプロパティの使用が推奨される。 |
| 関連項目: | dcat:resource のサブプロパティ、特に dcat:dataset, dcat:catalog, dcat:service。 |
| RDFプロパティ: | dcat:dataset |
|---|---|
| 定義: | カタログに一覧されるデータセット。 |
| サブプロパティ: | dcat:resource |
| ドメイン: | dcat:Catalog |
| 範囲: | dcat:Dataset |
| RDFプロパティ: | dcat:service |
|---|---|
| 定義: | カタログに一覧されるサービス。 |
| サブプロパティ: | dcat:resource |
| ドメイン: | dcat:Catalog |
| 範囲: | dcat:DataService |
| RDFプロパティ: | dcat:catalog |
|---|---|
| 定義: | カタログに一覧されるカタログ。 |
| サブプロパティ: | dcat:resource |
| ドメイン: | dcat:Catalog |
| 範囲: | dcat:Catalog |
| RDFプロパティ: | dcat:record |
|---|---|
| 定義: | カタログの一部である単一のリソース(例: データセット、データサービス)の登録を記述するレコード。 |
| ドメイン: | dcat:Catalog |
| 範囲: | dcat:CatalogRecord |
次のプロパティは、このクラスに固有である:
| RDFクラス: | dcat:Resource |
|---|---|
| 定義: | 単一のエージェントによって公開または管理されるリソース。 |
| 使用上の注記: |
すべてのカタログ化リソースのクラスであり、
このクラスは、データセットおよびデータサービスを含む、すべてのカタログ化リソースに共通するプロパティを持つ。 このクラスのインスタンスはカタログに含めるべきである(SHOULD)。
|
| 使用上の注記: | dcat:Resource は、任意の種類のカタログを
定義できるようにする拡張点である。他の種類のリソースのカタログのために、DCATプロファイルまたは
他のDCATアプリケーションで追加のサブクラスを定義できる。 |
| 関連項目: | 6.5 クラス: カタログ レコード |
| RDFプロパティ: | dcterms:accessRights
|
|---|---|
| 定義: | 誰がリソースにアクセスできるかに関する情報、またはそのセキュリティ状態の表示。 |
| 範囲: | dcterms:RightsStatement
|
| 使用上の注記: | ライセンスおよび権利に関する情報は、リソースについて提供してもよい(MAY)。 9. ライセンスおよび権利の記述の指針も参照。 |
| 関連項目: | 6.4.20 プロパティ: 権利 |
| RDFプロパティ: | dcterms:conformsTo |
|---|---|
| 定義: | 記述されたリソースが準拠する確立された標準。 |
| 範囲: | dcterms:Standard(「比較の
基礎。他のものを評価できる基準点。」
[DCTERMS]) |
| 使用上の注記: | このプロパティは、カタログ化リソースの内容が準拠するモデル、スキーマ、 オントロジー、ビューまたはプロファイルを示すために使用すべきである(SHOULD)。 |
このプロパティの使用に関する指針については、14.2.1 標準への適合を参照。
| RDFプロパティ: | dcat:contactPoint
|
|---|---|
| 定義: | カタログ化リソースに関する関連する連絡先情報。vCardの使用が推奨される [VCARD-RDF]。 |
| 範囲: | vcard:Kind |
| RDFプロパティ: | dcterms:creator |
|---|---|
| 定義: | リソースの生成に責任を持つ実体。 |
| 範囲: | foaf:Agent |
| 使用上の注記: | foaf:Agent 型のリソースが、
このプロパティの値として推奨される。 |
| 関連項目: | 6.12 クラス: 組織/人 |
| RDFプロパティ: | dcterms:description |
|---|---|
| 定義: | リソースについての自由記述テキストによる説明。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| RDFプロパティ: | dcterms:title |
|---|---|
| 定義: | リソースに与えられた名前。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| RDFプロパティ: | dcterms:issued |
|---|---|
| 定義: | リソースの正式な発行(例: 公開)の日付。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
関連する ISO 8601 Date
and Time
準拠文字列 [DATETIME] を用いて符号化され、
適切なXML Schemaデータ型 [XMLSCHEMA11-2]
(xsd:gYear, xsd:gYearMonth,
xsd:date, または xsd:dateTime)を用いて型付けされる。
|
| 使用上の注記: | このプロパティは、最初に知られている発行日を用いて設定すべきである(SHOULD)。 |
| 関連項目: | 6.5.3 プロパティ: 掲載日 および 6.8.3 プロパティ: 公開日 |
| RDFプロパティ: | dcterms:modified |
|---|---|
| 定義: | リソースが変更、更新、または修正された最新の日付。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
関連する ISO 8601 Date
and Time
準拠文字列 [DATETIME] を用いて符号化され、
適切なXML Schemaデータ型 [XMLSCHEMA11-2]
(xsd:gYear, xsd:gYearMonth,
xsd:date, または xsd:dateTime)を用いて型付けされる。
|
| 使用上の注記: | このプロパティの値は、カタログレコードの変更ではなく、実際のリソースの変更を示す。 値が存在しない場合、そのリソースが初回公開後に一度も変更されていないこと、 最終変更日が不明であること、またはリソースが継続的に更新されていることを示してもよい (MAY)。 |
| 関連項目: | 6.6.2 プロパティ: 頻度, 6.5.4 プロパティ: 更新/変更 日 および 6.8.4 プロパティ: 更新/変更日 |
| RDFプロパティ: | dcterms:language |
|---|---|
| 定義: | リソースの言語。これは、カタログ化リソース(すなわち、データセットまたは サービス)のテキストメタデータ(すなわち、タイトル、説明など)または データセット配布のテキスト値に使用される自然言語を指す |
| 範囲: |
Library of Congressによって定義されたリソース(ISO 639-1, ISO 639-2) を使用すべきである(SHOULD)。 言語について ISO 639-1 (2文字)コードが定義されている場合、その対応する IRI を使用すべきであり(SHOULD)、ISO 639-1コードが 定義されていない場合は、IRI 対応する ISO 639-2 (3文字)コードを使用すべきである(SHOULD)。 |
| 使用上の注記: | リソースが複数の言語で利用可能である場合、このプロパティを繰り返す。 |
| 使用上の注記: | カタログのメンバー(すなわち、データセットまたはサービス)に提供された値は、 競合する場合、カタログに提供された値を上書きする。 |
| 使用上の注記: | データセットの表現が各言語ごとに別々に利用可能である場合、各言語について
dcat:Distribution のインスタンスを定義し、各配布の特定の
言語を dcterms:language を用いて記述する(すなわち、データセットは
複数の dcterms:language 値を持ち、各配布はその
dcterms:language プロパティの値として1つだけを持つ)。多言語配布の場合、
配布は複数の dcterms:language 値を持つ。
|
| RDFプロパティ: | dcterms:publisher |
|---|---|
| 定義: | リソースを利用可能にする責任を持つ実体。 |
| 使用上の注記: | foaf:Agent 型のリソースが、
このプロパティの値として推奨される。 |
| 関連項目: | 6.12 クラス: 組織/人 |
| RDFプロパティ: | dcterms:identifier |
|---|---|
| 定義: | 記述またはカタログ化されるリソースの一意な識別子。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| 使用上の注記: | 識別子はリソースの IRI の一部として使用されることがあるが、 それを明示的に表現しておくことは依然として有用である。 |
| 使用上の注記: | 識別子は、特定の文脈内で曖昧でない参照を提供するためにリソースに割り当てられる テキスト文字列である。 |
| RDFプロパティ: | dcat:theme |
|---|---|
| 型: | owl:ObjectProperty
|
| 定義: | リソースの主要カテゴリ。リソースは複数のテーマを持つことができる。 |
| サブプロパティ: | dcterms:subject |
| 使用上の注記: | リソースを分類するために使用されるテーマの集合は、skos:ConceptScheme,
skos:Collection,
owl:Ontology または
類似のものに組織化され、カタログ内のすべてのカテゴリとそれらの関係を記述する。
|
| 関連項目: | 6.3.2 プロパティ: テーマ |
| RDFプロパティ: | dcterms:type |
|---|---|
| 定義: | リソースの性質またはジャンル。 |
| サブプロパティ: | dc:type |
| 範囲: | rdfs:Class |
| 使用上の注記: | 値は、次のような、適切に管理され、広く認知された統制語彙から取得すべきである
(SHOULD):
|
| 使用上の注記: | ファイル形式、物理媒体、またはリソースの寸法を記述するには、dcterms:format 要素を使用する。 |
| RDFプロパティ: | dcterms:relation |
|---|---|
| 定義: | カタログ化リソースとの関係が未指定のリソース。 |
| 使用上の注記: | カタログ化リソースと関連リソースとの関係の性質が不明な場合は、
dcterms:relation を
使用すべきである(SHOULD)。リンクの関係の性質が分かっている場合は、
より具体的なサブプロパティを使用すべきである(SHOULD)。
dcat:Dataset から
データセットの表現へリンクするには、その表現を dcat:Distribution
として記述し、プロパティ dcat:distribution
を使用すべきである(SHOULD)。
|
| 関連項目: | dcterms:relation のサブプロパティ、特に
dcat:distribution,
dcterms:hasPart,
(およびそのサブプロパティ
dcat:resource,
dcat:catalog,
dcat:dataset,
dcat:service
)
dcterms:isPartOf,
dcterms:conformsTo,
dcterms:isFormatOf,
dcterms:hasFormat,
dcterms:isVersionOf,
dcterms:hasVersion(および
そのサブプロパティ
dcat:hasVersion
)
dcterms:replaces,
dcterms:isReplacedBy,
dcterms:references,
dcterms:isReferencedBy,
dcterms:requires,
dcterms:isRequiredBy
|
既存およびレガシーの多くのカタログでは、データセットの構成要素、表現、文書、
スキーマ、およびデータセットの一部としてまとめられたその他のリソースを区別していない。
dcterms:relation は、より正確な関係を表現する
多数のより具体的なプロパティの上位プロパティであるため、
dcterms:relation の使用は、より具体的なセマンティクスによる後続の再分類と矛盾しない。
ただし、可能であれば、データセットを構成要素および補足リソースへリンクするために、
より専門化されたサブプロパティを使用すべきである(SHOULD)。
| RDFプロパティ: | dcat:qualifiedRelation
|
|---|---|
| 定義: | 別のリソースとの関係の記述へのリンク |
| サブプロパティ: | prov:qualifiedInfluence
|
| ドメイン: | dcat:Resource |
| 範囲: | dcat:Relationship |
| 使用上の注記: | 関係の性質は分かっているが、標準的な [DCTERMS] プロパティ
(dcterms:hasPart,
dcterms:isPartOf,
dcterms:conformsTo,
dcterms:isFormatOf,
dcterms:hasFormat,
dcterms:isVersionOf,
dcterms:hasVersion,
dcterms:replaces,
dcterms:isReplacedBy,
dcterms:references,
dcterms:isReferencedBy,
dcterms:requires,
dcterms:isRequiredBy)
または [PROV-O] プロパティ
(prov:wasDerivedFrom,
prov:wasInfluencedBy,
prov:wasQuotedFrom,
prov:wasRevisionOf,
prov:hadPrimarySource,
prov:alternateOf,
prov:specializationOf)
のいずれにも一致しない場合に、別のリソースへリンクするために使用される。
|
このDCATプロパティは、15. 修飾関係で説明される 一般的な修飾関係パターンに従う。
| RDFプロパティ: | dcat:keyword |
|---|---|
| 定義: | リソースを記述するキーワードまたはタグ。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| RDFプロパティ: | dcat:landingPage |
|---|---|
| 定義: | カタログ、データセット、その配布、および/または追加情報へアクセスするために、 Webブラウザで移動できるWebページ。 |
| サブプロパティ: | foaf:page |
| 範囲: | foaf:Document |
| 使用上の注記: |
配布がランディングページを通じてのみアクセス可能である場合
(すなわち、直接ダウンロードURLが不明な場合)、ランディングページのリンクは
配布上の dcat:accessURL として重複させるべきである
(SHOULD)。(5.7 何らかのWebページの背後でのみ利用可能なデータセットを参照)
|
| RDFプロパティ: | prov:qualifiedAttribution
|
|---|---|
| 定義: | リソースに対して何らかの形の責任を持つAgentへのリンク |
| サブプロパティ: | prov:qualifiedInfluence
|
| ドメイン: | prov:Entity |
| 範囲: | prov:Attribution
|
| 使用上の注記: | 関係の性質は分かっているが、標準的な [DCTERMS] プロパティ
(dcterms:creator, dcterms:publisher)のいずれにも
一致しない場合に、Agentへリンクするために使用される。
リソースに関するAgentの責任を取得するには、
prov:Attribution
上で dcat:hadRole を使用する。
使用例については、15.1
データセットとエージェントの間の関係を参照。
|
このDCATプロパティは、15. 修飾関係で説明される 一般的な修飾関係パターンに従う。
| RDFプロパティ: | dcterms:license |
|---|---|
| 定義: | その下でリソースが利用可能にされる法的文書。 |
| 範囲: | dcterms:LicenseDocument
|
| 使用上の注記: | ライセンスおよび権利に関する情報は、リソースについて提供してもよい(MAY)。 9. ライセンスおよび権利の記述の指針も参照。 |
| 関連項目: | 6.4.20 プロパティ: 権利, 6.8.5 プロパティ: ライセンス |
| RDFプロパティ: | dcterms:rights |
|---|---|
| 定義: | dcterms:license または dcterms:accessRights で扱われない
すべての権利、たとえば著作権表示に関する記述。 |
| 範囲: | dcterms:RightsStatement
|
| 使用上の注記: | ライセンスおよび権利に関する情報は、リソースについて提供してもよい(MAY)。 9. ライセンスおよび権利の記述の指針も参照。 |
| 関連項目: | 6.4.19 プロパティ: ライセンス, 6.8.7 プロパティ: 権利, 6.4.1 プロパティ: アクセス権 |
| RDFプロパティ: | dcterms:hasPart |
|---|---|
| 定義: | 記述されたリソースに物理的または論理的に含まれる関連リソース。 |
| RDFプロパティ: | odrl:hasPolicy
|
|---|---|
| 定義: | リソースに関連付けられた権利を表現する、ODRL適合ポリシー。 |
| 範囲: | odrl:Policy
|
| 使用上の注記: | ODRL モデル [ODRL-MODEL] に従い、 ODRL 語彙 [ODRL-VOCAB] を用いて ODRL ポリシーとして表現された権利に関する情報は、 リソースについて提供してもよい(MAY)。9. ライセンスおよび 権利の記述の指針も参照。 |
| 関連項目: | 6.4.19 プロパティ: ライセンス, 6.4.1 プロパティ: アクセス権, 6.4.20 プロパティ: 権利 |
| RDFプロパティ: | dcterms:isReferencedBy
|
|---|---|
| 定義: | カタログ化リソースを参照、引用、またはその他の方法で指し示す、出版物などの関連リソース。 |
| 使用上の注記: | データ引用のユースケースに関連して、カタログ化リソースがデータセットである場合、
dcterms:isReferencedBy プロパティにより、データセットを、
そのデータセットを引用または指し示すリソース(学術出版物など)に関連付けることができる。
複数の dcterms:isReferencedBy プロパティを用いて、そのデータセットが
複数の出版物または他のリソースによって参照されていることを示すことができる。
|
| 使用上の注記: | このプロパティは、リソースを問題の(dcat:Resource 型の)リソースに
関連付けるために使用される。このプロパティで扱われないリソースへの他の関係については、
より一般的なプロパティ dcat:qualifiedRelation
を使用できる。15.
修飾関係も参照。
|
このプロパティの使用例については、C.3 データセットと出版物をリンクするを参照。
| RDFプロパティ: | dcat:previousVersion
|
|---|---|
| 定義: | 系譜におけるリソースの前のバージョン [PAV]。 |
| 等価プロパティ: | pav:previousVersion |
| サブプロパティ: | prov:wasRevisionOf
|
| 使用上の注記: |
このプロパティは、リソースのスナップショットからなるバージョン連鎖を指定するために使用されることを意図している。 このプロパティで使用されるバージョンの概念は、リソースのライフサイクルの一部として リソースに発生する改訂から生じるバージョンに限定される。ここでの典型的なケースの1つは、 時間とともに公開されてきたデータセットのバージョン履歴を表現することである。 |
| 関連項目: | 6.4.26 プロパティ: 現行バージョン, 6.4.25 プロパティ: バージョンを持つ, 6.4.7 プロパティ: 公開日, 6.4.27 プロパティ: 置換する, 6.4.30 プロパティ: 状態, 6.4.28 プロパティ: バージョン, 6.4.29 プロパティ: バージョン注記. |
このプロパティの使用に関する指針については、11.1.1 バージョンの連鎖と階層を参照。
| RDFプロパティ: | dcat:hasVersion |
|---|---|
| 定義: | このリソースは、より具体的なバージョン化されたリソースを持つ [PAV]。 |
| 等価プロパティ: | pav:hasVersion |
| サブプロパティ: | dcterms:hasVersion |
| サブプロパティ: | prov:generalizationOf
|
| 使用上の注記: |
このプロパティは、バージョン化されていない、または抽象的なリソースを、 複数のバージョン化されたリソース、たとえばスナップショットに関連付けることを意図している [PAV]。 このプロパティで使用されるバージョンの概念は、リソースのライフサイクルの一部として
リソースに発生する改訂から生じるバージョンに限定される。したがって、そのセマンティクスは
上位プロパティ |
| 関連項目: | 6.4.26 プロパティ: 現行バージョン, 6.4.24 プロパティ: 前のバージョン, 6.4.7 プロパティ: 公開日, 6.4.27 プロパティ: 置換する, 6.4.30 プロパティ: 状態, 6.4.28 プロパティ: バージョン, 6.4.29 プロパティ: バージョン注記. |
このプロパティの使用に関する指針については、11.1.1 バージョンの連鎖と階層を参照。
| RDFプロパティ: | dcat:hasCurrentVersion
|
|---|---|
| 定義: | このリソースは、等価な内容を持つ、より具体的なバージョン化されたリソースを持つ [PAV]。 |
| 等価プロパティ: | pav:hasCurrentVersion
|
| サブプロパティ: | pav:hasVersion |
| 使用上の注記: |
このプロパティは、バージョン化されていない、または抽象的なリソースを、 内容の現行バージョンを示すパーマリンクとして使用できる単一のスナップショットに 関連付けることを意図している [PAV]。 このプロパティで使用されるバージョンの概念は、リソースのライフサイクルの一部として リソースに発生する改訂から生じるバージョンに限定される。 |
| 関連項目: | 6.4.25 プロパティ: バージョンを持つ, 6.4.24 プロパティ: 前のバージョン, 6.4.7 プロパティ: 公開日, 6.4.27 プロパティ: 置換する, 6.4.30 プロパティ: 状態, 6.4.28 プロパティ: バージョン, 6.4.29 プロパティ: バージョン注記. |
このプロパティの使用に関する指針については、11.1.1 バージョンの連鎖と階層を参照。
| RDFプロパティ: | dcterms:replaces |
|---|---|
| 定義: | 記述されたリソースによって取って代わられ、置き換えられ、または廃止される関連リソース [DCTERMS]。 |
| サブプロパティ: | dcterms:relation |
| 関連項目: | 6.4.26 プロパティ: 現行バージョン, 6.4.25 プロパティ: バージョンを持つ, 7. 逆プロパティの使用, 6.4.24 プロパティ: 前のバージョン, 6.4.7 プロパティ: 公開日, 6.4.30 プロパティ: 状態, 6.4.28 プロパティ: バージョン, 6.4.29 プロパティ: バージョン注記. |
このプロパティの使用に関する指針については、11.1.2 他のものによって置き換えられたバージョンを参照。
| RDFプロパティ: | dcat:version |
|---|---|
| 定義: | リソースのバージョン指標(名前または識別子)。 |
| 等価プロパティ: | pav:version |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| 使用上の注記: |
DCATは、バージョン名/識別子をどのように指定すべきかを規定せず、 [DWBP] の Best Practice 7: Provide a version indicator を指針として参照する。 |
| 関連項目: | 6.4.26 プロパティ: 現行バージョン, 6.4.25 プロパティ: バージョンを持つ, 6.4.24 プロパティ: 前のバージョン, 6.4.7 プロパティ: 公開日, 6.4.27 プロパティ: 置換する, 6.4.30 プロパティ: 状態, 6.4.29 プロパティ: バージョン注記. |
このプロパティの使用に関する指針については、11.2 バージョン情報を参照。
| RDFプロパティ: | adms:versionNotes
|
|---|---|
| 定義: | このバージョンとリソースの前のバージョンとの間の変更の説明 [VOCAB-ADMS]。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| 使用上の注記: |
リソースの前のバージョンとの後方互換性の問題がある場合、それらのテキストによる説明を このプロパティを用いて指定すべきである(SHOULD)。 |
| 関連項目: | 6.4.26 プロパティ: 現行バージョン, 6.4.25 プロパティ: バージョンを持つ, 6.4.24 プロパティ: 前のバージョン, 6.4.7 プロパティ: 公開日, 6.4.27 プロパティ: 置換する, 6.4.30 プロパティ: 状態, 6.4.28 プロパティ: バージョン. |
このプロパティの使用に関する指針については、11.2 バージョン情報を参照。
| RDFプロパティ: | adms:status
|
|---|---|
| 定義: | 特定のワークフロープロセスの文脈におけるリソースの状態 [VOCAB-ADMS]。 |
| 範囲: | skos:Concept |
| 使用上の注記: |
DCATは、特定のライフサイクル状態の集合の使用を規定しないが、 関連するアプリケーションシナリオに適した既存の標準およびコミュニティの実践を参照する。 |
| 関連項目: | 6.4.26 プロパティ: 現行バージョン, 6.4.25 プロパティ: バージョンを持つ, 6.4.24 プロパティ: 前のバージョン, 6.4.7 プロパティ: 公開日, 6.4.27 プロパティ: 置換する, 6.4.28 プロパティ: バージョン, 6.4.29 プロパティ: バージョン注記. |
このプロパティの使用に関する指針については、11.3 リソースのライフサイクルを参照。
| RDFプロパティ: | dcat:first |
|---|---|
| 定義: | 現在のリソースが属する、順序付きコレクションまたはリソース系列における最初のリソース。 |
| サブプロパティ: | xhv:first |
| 使用上の注記: |
DCATでは、このプロパティは |
| 関連項目: | 6.4.32 プロパティ: 最後, 7. 逆プロパティの使用, 6.4.33 プロパティ: 前. |
このプロパティの使用に関する指針については、12. データセット系列を参照。
| RDFプロパティ: | dcat:last |
|---|---|
| 定義: | 現在のリソースが属する、順序付きコレクションまたはリソース系列における最後のリソース。 |
| サブプロパティ: | xhv:last |
| 使用上の注記: |
DCATでは、このプロパティは |
| 関連項目: | 6.4.31 プロパティ: 最初, 7. 逆プロパティの使用, 6.4.33 プロパティ: 前. |
このプロパティの使用に関する指針については、12. データセット系列を参照。
| RDFプロパティ: | dcat:prev |
|---|---|
| 定義: | 順序付きコレクションまたはリソース系列における(現在のものの前の)前のリソース。 |
| サブプロパティ: | xhv:prev |
| 使用上の注記: |
DCATでは、このプロパティは このプロパティは |
| 関連項目: | 6.4.31 プロパティ: 最初, 6.4.32 プロパティ: 最後, 7. 逆プロパティの使用. |
このプロパティの使用に関する指針については、12. データセット系列を参照。
次のプロパティは、このクラス(dcat:CatalogRecord)に固有である:
| RDFクラス: | dcat:CatalogRecord |
|---|---|
| 定義: | 単一の dcat:Resource の登録を記述する、カタログ内のレコード。 |
| 使用上の注記 | このクラスは任意であり、すべてのカタログが使用するわけではない。これは、 データセットまたはサービスに関するメタデータと、その データセットまたはサービスについてのカタログ内のエントリに関するメタデータとを 区別するカタログのために存在する。たとえば、データセットの 公開日プロパティは、 情報が公開機関によって最初に利用可能にされた日付を反映する一方、 カタログレコードの公開日は、そのデータセットがカタログに追加された日付である。 両方の日付が異なる場合、または後者のみが知られている場合、公開 日はカタログレコードに対してのみ指定すべきである(SHOULD)。 W3C PROV Ontology [PROV-O] は、プロセスの詳細や、 データセットまたはその登録に対する特定の変更に関与したエージェントなど、 さらなる来歴情報を記述できることに注意。 |
| 関連項目 | 6.6 クラス: データセット |
カタログが([SPARQL11-QUERY] で定義される)名前付きグラフを持つRDF
Datasetとして表現される場合、
各データセットの記述
(dcat:Dataset、dcat:CatalogRecord、およびその任意の
dcat:Distribution に言及するすべてのRDFトリプルからなるもの)を
個別の名前付きグラフに配置するのが適切である。そのグラフの名前は、カタログレコードの
IRI であるべきである(SHOULD)。
| RDFプロパティ: | dcterms:title |
|---|---|
| 定義: | レコードに与えられた名前。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| RDFプロパティ: | dcterms:description |
|---|---|
| 定義: | レコードについての自由記述テキストによる説明。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| RDFプロパティ: | dcterms:issued |
|---|---|
| 定義: | 対応するデータセットまたはサービスがカタログに掲載(すなわち、正式に記録)された日付。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
関連する ISO 8601 Date
and Time
準拠文字列 [DATETIME] を用いて符号化され、
適切なXML Schemaデータ型 [XMLSCHEMA11-2]
(xsd:gYear, xsd:gYearMonth,
xsd:date, または xsd:dateTime)を用いて型付けされる。
|
| 使用上の注記: | これは、データセット自体の公開日ではなく、データセットをカタログに掲載した日付を示す。 |
| 関連項目: | 6.4.7 プロパティ: 公開日 |
| RDFプロパティ: | dcterms:modified |
|---|---|
| 定義: | カタログエントリが変更、更新、または修正された最新の日付。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
関連する ISO 8601 Date
and Time
準拠文字列 [DATETIME] を用いて符号化され、
適切なXML Schemaデータ型 [XMLSCHEMA11-2]
(xsd:gYear, xsd:gYearMonth,
xsd:date, または xsd:dateTime)を用いて型付けされる。
|
| 使用上の注記: | これは、カタログエントリ、すなわちデータセットのカタログメタデータ記述の 最終変更日を示し、データセット自体の日付ではない。 |
| 関連項目: | 6.4.8 プロパティ: 更新/変更日 |
| RDFプロパティ: | foaf:primaryTopic |
|---|---|
| 定義: | レコードで記述される dcat:Resource
(データセットまたはサービス)。 |
| 使用上の注記: | foaf:primaryTopic
プロパティは関数的である:
各カタログレコードは高々1つの主要トピックを持つことができる。すなわち、1つの
カタログ化リソースを記述する。 |
| RDFプロパティ: | dcterms:conformsTo |
|---|---|
| 定義: | 記述されたリソースが準拠する確立された標準。 |
| 範囲: | dcterms:Standard(比較の
基礎。他のものを評価できる基準点。) |
| 使用上の注記: | このプロパティは、カタログレコードメタデータが準拠するモデル、スキーマ、 オントロジー、ビューまたはプロファイルを示すために使用すべきである(SHOULD)。 |
このプロパティの使用に関する指針については、14.2.1 標準への適合を参照。
次のプロパティは、このクラスに固有である:
上位クラス dcat:Resource の次のプロパティも
使用可能である:
ライセンスおよび権利に関する情報は、配布のレベルで提供すべきである(SHOULD)。 ライセンスおよび権利に関する情報は、そのデータセットの配布について提供される情報に加えて、 データセットに対して提供してもよい(MAY)が、それに代えてはならない。 データセットについて、当該データセットの配布に提供された情報と異なるライセンスまたは権利情報を提供することは、 法的な競合を生じさせる可能性があるため避けるべきである(SHOULD)。
| RDFクラス: | dcat:Dataset |
|---|---|
| 定義: | 単一のエージェントによって公開または管理され、1つ以上の表現でアクセスまたは ダウンロード可能なデータのコレクション。 |
| サブクラス: | dcat:Resource |
| 使用上の注記: | このクラスは概念的なデータセットを記述する。異なるスキーマ的配置、形式、またはシリアル化を持つ 1つ以上の表現が利用可能であり得る。 |
| 使用上の注記: | このクラスは、データセット提供者によって公開された実際のデータセットを記述する。
実際のデータセットとカタログ内のそのエントリとを区別する必要がある場合
(変更日などのメタデータが異なり得るため)、後者には dcat:CatalogRecord クラスを使用できる。 |
| 使用上の注記: | DCATにおけるデータセットの概念は広く包括的であり、すべてのコミュニティから生じる リソース型を受け入れることを意図している。データは、数値、テキスト、ピクセル、 画像、音声、その他のマルチメディア、さらに潜在的には他の型を含む多くの形態をとり、 それらのいずれもデータセットに収集され得る。 |
| RDFプロパティ: | dcat:distribution
|
|---|---|
| 定義: | データセットの利用可能な配布。 |
| サブプロパティ: | dcterms:relation |
| ドメイン: | dcat:Dataset |
| 範囲: | dcat:Distribution |
| RDFプロパティ: | dcterms:accrualPeriodicity
|
|---|---|
| 定義: | データセットが公開される頻度。 |
| 範囲: | dcterms:Frequency(何かが
繰り返される頻度) |
| 使用上の注記: |
dcterms:accrualPeriodicity の値は、データセット全体が更新される頻度を与える。
これは、時系列における収集データ点間の時間を与えるために、dcat:temporalResolution
によって補完され得る。
|
dcterms:accrualPeriodicity と dcat:temporalResolution を
どのように組み合わせられるかを示す例は、10.1
時間プロパティに示されている。
| RDFプロパティ: | dcat:inSeries |
|---|---|
| 定義: | そのデータセットが一部であるデータセット系列。 |
| 範囲: | dcat:DatasetSeries |
| サブプロパティ: | dcterms:isPartOf |
| 関連項目: | 7. 逆プロパティの使用 |
このプロパティの使用に関する指針については、12. データセット系列を参照。
| RDFプロパティ: | dcterms:spatial |
|---|---|
| 定義: | データセットが対象とする地理的領域。 |
| 範囲: | dcterms:Location(空間的な
領域または名前付きの場所) |
| 使用上の注記: | データセットの空間的範囲は、dcterms:Location
のインスタンスとして
符号化してもよく、場所を記述するリソースへの IRI
参照(リンク)を用いて示してもよい。リンクは、Geonames
などの適切に維持管理された地名辞典の
エントリに向けることが推奨される。 |
dcterms:Location の詳細を表現するための選択肢は、6.16 クラス: 場所で提供される。
| RDFプロパティ: | dcat:spatialResolutionInMeters
|
|---|---|
| 定義: | データセット内で解決可能な最小の空間的分離で、メートル単位で測定されるもの。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
xsd:decimal
として型付けされる
|
| 使用上の注記: | データセットが画像またはグリッドである場合、これは項目の間隔に対応すべきである。 他の種類の空間データセットの場合、このプロパティは通常、データセット内の項目間の 最小距離を示す。 |
このプロパティの範囲は、メートル単位の長さを表す数値である。 これは、データの空間解像度を単一の数値として要約的に示すことを意図している。 空間精度、正確性、解像度、およびその他の統計のさまざまな側面に関するより複雑な記述は、 Data Quality Vocabulary [VOCAB-DQV] を用いて提供できる。
データ型の使用については、[JSON-LD] が数値を xsd:double または xsd:integer に変換し、
xsd:decimal を
適切に生成するには、明示的または強制されたデータ型を持つ文字列を使用する必要があることに注意。
[Turtle] では、一見わずかな変更によって
値のデータ型が変わり得る: 100.0 は xsd:decimal である一方、
1e2 は xsd:double である。
また、小数部のない数値定数(例: 42)は、
[Turtle] または [JSON-LD]
では、
データ型 xsd:integer
を持つリテラルを生成することにも注意。
[XMLSCHEMA11-2]
は xsd:integer を
xsd:decimal の派生型として
定義しているため、そのようなリテラルは dcat:spatialResolutionInMeters
の値として
セマンティクス上は有効である。
しかし、[SHACL] や
[ShEx] などの構文検証ツールは、
それらを異なるデータ型とみなす。したがって、これらの言語で検証スキーマを作成する者は、
xsd:integer を
dcat:spatialResolutionInMeters
の
受け入れられるデータ型に追加することを検討すべきである。
| RDFプロパティ: | dcterms:temporal |
|---|---|
| 定義: | データセットが対象とする時間期間。 |
| 範囲: | dcterms:PeriodOfTime
(開始日と終了日によって名前付けまたは定義された時間間隔) |
| 使用上の注記: | データセットの時間的範囲は、dcterms:PeriodOfTime
のインスタンスとして
符号化してもよく、時間期間または間隔を記述するリソースへの
IRI 参照(リンク)を用いて示してもよい。
|
dcterms:PeriodOfTime の詳細を表現するための選択肢は、6.15 クラス: 期間で提供される。
| RDFプロパティ: | dcat:temporalResolution
|
|---|---|
| 定義: | データセット内で解決可能な最小の時間期間。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
xsd:duration
として型付けされる
|
| 使用上の注記: | データセットが時系列である場合、これは系列内の項目の間隔に対応すべきである。 他の種類のデータセットの場合、このプロパティは通常、データセット内の項目間の 最小時間差を示す。 |
これは、データ配布の時間解像度を単一の値として要約的に示すことを意図している。 時間精度、正確性、解像度、およびその他の統計のさまざまな側面に関するより複雑な記述は、 Data Quality Vocabulary [VOCAB-DQV] を用いて提供できる。
dcat:temporalResolution と dcterms:accrualPeriodicity の区別は、
10.1 時間
プロパティの例によって示されている。
| RDFプロパティ: | prov:wasGeneratedBy
|
|---|---|
| 定義: | データセットを生成した、またはデータセットの作成に関する業務上の文脈を提供する活動。 |
| ドメイン: | prov:Entity |
| 範囲: | prov:Activity 活動とは、
ある期間にわたって発生し、実体に作用する、または実体とともに作用するものである。
それは、実体の消費、処理、変換、修正、移動、使用、または生成を含み得る。 |
| 使用上の注記: | データセットの生成に関連付けられる活動は、通常、イニシアチブ、プロジェクト、ミッション、
調査、継続的活動(「通常業務」)などである。複数の
prov:wasGeneratedBy プロパティを用いて、さまざまな粒度レベルにおける
データセット生成文脈を示すことができる。
|
| 使用上の注記: | データセットと活動との関係に関する追加の詳細、たとえばプロジェクトの存続期間中に
データセットが生成された正確な時刻などを付与するには、prov:qualifiedGeneration
を使用する |
プロジェクト、イニシアチブ、継続的活動、ミッション、または調査など、データセットを生成した活動を
どのように記述するかの詳細は、この文書の範囲外である。
prov:Activity は、開始時刻と終了時刻、
関連付けられたエージェントなどのいくつかの基本プロパティを提供する。
さらなる詳細は、アプリケーションで定義されるクラスを通じて提供され得る。
プロジェクトを記述するためのオントロジーはいくつか利用可能であり、たとえば、
学術研究プロジェクト向けのVIVO [VIVO-ISF]、
ソフトウェアプロジェクト向けのDOAP(Description of a Project)[DOAP]、
および
一般的なプロジェクト向けのDBPedia [DBPEDIA-ONT] があり、
それぞれ異なるアプリケーションに適していると期待される。
上位クラス dcat:Resource
および dcat:Dataset の次のプロパティも使用可能である:
| RDFクラス: | dcat:DatasetSeries |
|---|---|
| 定義: | 個別に公開されるが、それらをグループ化する何らかの特性を共有するデータセットのコレクション。 |
| サブクラス: | dcat:Dataset |
| 使用上の注記: | データセット系列は、[GeoDCAT-AP]
で使用され、[DCAT-AP-IT] および [GeoDCAT-AP-IT]
で採用された
アプローチのように、プロパティ dcterms:type を介してソフト型付けすることもできる。
|
| 使用上の注記: | データセット系列の一般的なシナリオには、定期的にリリースされるサブセットで構成される時系列、 および同じ型またはテーマの項目で構成されるが空間的範囲が異なる地図系列が含まれる。 |
このプロパティの使用に関する指針については、12. データセット系列を参照。
次のプロパティは、このクラスに固有である:
| RDFクラス: | dcat:Distribution |
|---|---|
| 定義: | データセットの具体的な表現。データセットは、自然言語、メディア型または形式、 スキーマ的構成、時間的および空間的解像度、詳細度、またはプロファイル (これらの任意またはすべてを指定し得る)など、さまざまな点で異なる 複数のシリアル化で利用可能であり得る。 |
| 使用上の注記: | これはデータセットの一般的な利用可能性を表す。データへの実際のアクセス方法、
すなわち直接ダウンロード、API、またはWebページ経由のいずれであるかについての情報は含意しない。
dcat:downloadURL
プロパティの使用は、直接ダウンロード可能な配布を示す。
|
| 関連項目: | 6.9 クラス: データ サービス |
dcat:Distribution と、それにアクセスできるサービスまたはWebアドレスとのリンクは、
dcat:accessURL、dcat:accessService、dcat:downloadURL を用いて表現される。
これは 図
1に示され、以下の定義で説明されている。
| RDFプロパティ: | dcterms:title |
|---|---|
| 定義: | 配布に与えられた名前。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| RDFプロパティ: | dcterms:description |
|---|---|
| 定義: | 配布についての自由記述テキストによる説明。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| RDFプロパティ: | dcterms:issued |
|---|---|
| 定義: | 配布の正式な発行(例: 公開)の日付。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
関連する ISO 8601 Date
and Time
準拠文字列 [DATETIME] を用いて符号化され、
適切なXML Schemaデータ型 [XMLSCHEMA11-2]
(xsd:gYear, xsd:gYearMonth,
xsd:date, または xsd:dateTime)を用いて型付けされる。
|
| 使用上の注記: | このプロパティは、最初に知られている発行日を用いて設定すべきである(SHOULD)。 |
| 関連項目: | 6.4.7 プロパティ: 公開日 |
| RDFプロパティ: | dcterms:modified |
|---|---|
| 定義: | 配布が変更、更新、または修正された最新の日付。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
関連する ISO 8601 Date
and Time
準拠文字列 [DATETIME] を用いて符号化され、
適切なXML Schemaデータ型 [XMLSCHEMA11-2]
(xsd:gYear, xsd:gYearMonth,
xsd:date, または xsd:dateTime)を用いて型付けされる。
|
| 関連項目: | 6.4.8 プロパティ: 更新/変更日 |
| RDFプロパティ: | dcterms:license |
|---|---|
| 定義: | その下で配布が利用可能にされる法的文書。 |
| 範囲: | dcterms:LicenseDocument
|
| 使用上の注記: | ライセンスおよび権利に関する情報は、配布のレベルで提供すべきである(SHOULD)。 ライセンスおよび権利に関する情報は、そのデータセットの配布について提供される情報に加えて、 データセットに対して提供してもよい(MAY)が、それに代えてはならない。 データセットについて、当該データセットの配布に提供された情報と異なる ライセンスまたは権利情報を提供することは、法的な競合を生じさせる可能性があるため 避けるべきである(SHOULD)。9. ライセンスおよび権利の記述の指針も参照。 |
| 関連項目: | 6.8.7 プロパティ: 権利 6.4.19 プロパティ: ライセンス |
| RDFプロパティ: | dcterms:accessRights
|
|---|---|
| 定義: | 配布へのアクセス方法に関する権利声明。 |
| 範囲: | dcterms:RightsStatement
|
| 使用上の注記: | ライセンスおよび権利に関する情報は、配布について提供してもよい(MAY)。 9. ライセンスおよび権利の記述の指針も参照。 |
| 関連項目: | 6.8.5 プロパティ: ライセンス, 6.8.7 プロパティ: 権利, 6.4.1 プロパティ: アクセス権 |
| RDFプロパティ: | dcterms:rights |
|---|---|
| 定義: | 配布において、および配布に対して保持される権利に関する情報。 |
| 範囲: | dcterms:RightsStatement
|
| 使用上の注記: |
ライセンスおよび権利に関する情報は、配布のレベルで提供すべきである (SHOULD)。ライセンスおよび権利に関する情報は、 そのデータセットの配布について提供される情報に加えて、データセットに対して 提供してもよい(MAY)が、それに代えてはならない。 データセットについて、当該データセットの配布に提供された情報と異なる ライセンスまたは権利情報を提供することは、法的な競合を生じさせる可能性があるため 避けるべきである(SHOULD)。9. ライセンスおよび 権利の記述の指針も参照。 |
| 関連項目: | 6.8.5 プロパティ: ライセンス, 6.4.20 プロパティ: 権利 |
| RDFプロパティ: | odrl:hasPolicy
|
|---|---|
| 定義: | 配布に関連付けられた権利を表現する、ODRL適合ポリシー。 |
| 範囲: | odrl:Policy
|
| 使用上の注記: | ODRL モデル [ODRL-MODEL] に従い、 ODRL 語彙 [ODRL-VOCAB] を用いて ODRL ポリシーとして表現された権利に関する情報は、 配布について提供してもよい(MAY)。9. ライセンスおよび 権利の記述の指針も参照。 |
| 関連項目: | 6.4.19 プロパティ: ライセンス, 6.8.6 プロパティ: アクセス権, 6.8.7 プロパティ: 権利 |
| RDFプロパティ: | dcat:accessURL |
|---|---|
| 定義: | データセットの配布へのアクセスを提供するリソースのURL。例: ランディングページ、 フィード、SPARQLエンドポイント。 |
| ドメイン: | dcat:Distribution |
| 範囲: | rdfs:Resource
|
| 使用上の注記: |
ダウンロード可能なリソースへの直接リンクには、
配布がランディングページを通じてのみアクセス可能である場合
(すなわち、直接ダウンロードURLが不明な場合)、
|
| 関連項目 | 6.8.11 プロパティ: ダウンロードURL, 6.8.10 プロパティ: アクセスサービス |
dcat:accessURL は、プロパティ連鎖
dcat:accessService/dcat:endpointURL と一致する。DCATのRDF表現では、
これはOWLプロパティ連鎖公理として公理化されている。
| RDFプロパティ: | dcat:accessService
|
|---|---|
| 定義: | データセットの配布へのアクセスを提供するデータサービス |
| 範囲: | dcat:DataService |
| 使用上の注記: | dcat:accessService は、
この配布へのアクセスを提供できる dcat:DataService
の記述にリンクするために
使用すべきである(SHOULD)。 |
| 関連項目 | 6.8.11 プロパティ: ダウンロードURL, 6.8.9 プロパティ: アクセスURL |
| RDFプロパティ: | dcat:downloadURL |
|---|---|
| 定義: | 所与の形式におけるダウンロード可能なファイルのURL。例: CSVファイルまたはRDFファイル。
形式は配布の dcterms:format および/または
dcat:mediaType によって示される
|
| ドメイン: | dcat:Distribution |
| 範囲: | rdfs:Resource
|
| 使用上の注記: | dcat:downloadURL は、
この配布が直接利用可能なURLに使用すべきであり(SHOULD)、通常はHTTP Getリクエストを通じて提供される。
|
| 関連項目 | 6.8.9 プロパティ: アクセスURL, 6.8.10 プロパティ: アクセスサービス |
| RDFプロパティ: | dcat:byteSize |
|---|---|
| 定義: | 配布のサイズ(バイト単位)。 |
| ドメイン: | dcat:Distribution |
| 範囲: | rdfs:Literal
通常は xsd:nonNegativeInteger
として型付けされる。
|
| 使用上の注記: | 正確なサイズが不明な場合、バイト単位のサイズは(非負整数として)近似できる。 |
| 使用上の注記: | サイズは整数として与えることが推奨されるが、'1.5 MB' などの代替リテラルが 使用されることもある。 |
| RDFプロパティ: | dcat:spatialResolutionInMeters
|
|---|---|
| 定義: | データセット配布内で解決可能な最小の空間的分離で、メートル単位で測定されるもの。 |
| 範囲: | xsd:decimal または
xsd:double
|
| 使用上の注記: | データセットが画像またはグリッドである場合、これは項目の間隔に対応すべきである。 他の種類の空間データセットの場合、このプロパティは通常、データセット内の項目間の 最小距離を示す。 |
| 使用上の注記: | 代替の空間解像度は、異なるデータセット配布として提供され得る |
このプロパティの範囲は、メートル単位の長さを表す数値である。 これは、データ配布の空間解像度を単一の数値として要約的に示すことを意図している。 空間精度、正確性、解像度、およびその他の統計のさまざまな側面に関するより複雑な記述は、 Data Quality Vocabulary [VOCAB-DQV] を用いて提供できる。
| RDFプロパティ: | dcat:temporalResolution
|
|---|---|
| 定義: | データセット配布内で解決可能な最小の時間期間。 |
| 範囲: | xsd:duration
|
| 使用上の注記: | データセットが時系列である場合、これは系列内の項目の間隔に対応すべきである。 他の種類のデータセットの場合、このプロパティは通常、データセット内の項目間の 最小時間差を示す。 |
| 使用上の注記: | 代替の時間解像度は、異なるデータセット配布で提供され得る |
これは、データ配布の時間解像度を単一の値として要約的に示すことを意図している。 時間精度、正確性、解像度、およびその他の統計のさまざまな側面に関するより複雑な記述は、 Data Quality Vocabulary [VOCAB-DQV] を用いて提供できる。
| RDFプロパティ: | dcterms:conformsTo |
|---|---|
| 定義: | 配布が準拠する確立された標準。 |
| 範囲: | dcterms:Standard(比較の
基礎。他のものを評価できる基準点。) |
| 使用上の注記: | このプロパティは、データセットのこの表現が準拠するモデル、スキーマ、 オントロジー、ビューまたはプロファイルを示すために使用すべきである(SHOULD)。 これは(一般に)メディア型または形式に対する補完的な関心事である。 |
| 関連項目: | 6.8.17 プロパティ: 形式, 6.8.16 プロパティ: メディア型 |
このプロパティの使用に関する指針については、14.2.1 標準への適合を参照。
| RDFプロパティ: | dcat:mediaType |
|---|---|
| 定義: | IANA [IANA-MEDIA-TYPES] によって定義される配布のメディア型。 |
| サブプロパティ: | dcterms:format |
| ドメイン: | dcat:Distribution |
| 範囲: | dcterms:MediaType |
| 使用上の注記: | このプロパティは、配布のメディア型がIANA [IANA-MEDIA-TYPES] で
定義されている場合に使用すべきであり(SHOULD)、
そうでない場合は dcterms:format を異なる値とともに使用してもよい
(MAY)。 |
| 関連項目: | 6.8.17 プロパティ: 形式, 6.8.15 プロパティ: 準拠先 |
| RDFプロパティ: | dcterms:format |
|---|---|
| 定義: | 配布のファイル形式。 |
| 範囲: | dcterms:MediaTypeOrExtent
|
| 使用上の注記: | 配布の型がIANA [IANA-MEDIA-TYPES] によって定義されている場合は、
dcat:mediaType を
使用すべきである(SHOULD)。
|
| 関連項目: | 6.8.16 プロパティ: メディア型, 6.8.15 プロパティ: 準拠先 |
| RDFプロパティ: | dcat:compressFormat
|
|---|---|
| 定義: | データが圧縮された形式で含まれる配布の圧縮形式。たとえば、ダウンロード可能なファイルの サイズを小さくするためのもの。 |
| 範囲: | dcterms:MediaType |
| 使用上の注記: | このプロパティは、配布内のファイルが圧縮されている場合、たとえばZIPファイル内にある場合に 使用する。形式は、利用可能であれば、IANA [IANA-MEDIA-TYPES] によって 定義されるメディア型を用いて表現すべきである(SHOULD)。 |
| 関連項目: | 6.8.19 プロパティ: パッケージ形式。 |
このプロパティの使用例については、C.5 圧縮およびパッケージ化された配布を参照。
| RDFプロパティ: | dcat:packageFormat
|
|---|---|
| 定義: | 1つ以上のデータファイルがまとめてグループ化される配布のパッケージ形式。 たとえば、関連ファイルの集合をまとめてダウンロード可能にするためのもの。 |
| 範囲: | dcterms:MediaType |
| 使用上の注記: | このプロパティは、配布内のファイルがパッケージ化されている場合、たとえば TARファイル、ZIPファイル、Frictionless Data Package または Bagit ファイル内にある場合に使用する。形式は、利用可能であれば、IANA [IANA-MEDIA-TYPES] によって 定義されるメディア型を用いて表現すべきである(SHOULD)。 |
| 関連項目: | 6.8.18 プロパティ: 圧縮形式。 |
このプロパティの使用例については、C.5 圧縮およびパッケージ化された配布を参照。
| RDFプロパティ: | spdx:checksum |
|---|---|
| 定義: | checksumプロパティは、ファイルまたはパッケージの内容が変更されていないことを 検証するために使用できる機構を提供する [SPDX]。 |
| 範囲: | spdx:Checksum |
| 使用上の注記: |
チェックサムはダウンロードURLに関連する。 |
次のプロパティは、このクラスに固有である: エンドポイント記述, エンドポイントURL, 提供するデータセット.
上位クラス dcat:Resource の次のプロパティも
使用可能である:
| RDFクラス: | dcat:DataService |
|---|---|
| 定義: | 1つ以上のデータセットまたはデータ処理機能へのアクセスを提供する操作の集合。 |
| サブクラス: | dcat:Resource |
| サブクラス: | dctype:Service |
| 使用上の注記: | dcat:DataService が1つ以上の
指定されたデータセットに結び付けられている場合、それらは dcat:servesDataset
プロパティによって示される。 |
| 使用上の注記: | サービスの種類は dcterms:type
プロパティを用いて示すことができる。
その値は、INSPIRE空間データサービス型コードリスト [INSPIRE-SDST] などの
統制語彙から取得してもよい。 |
このクラスおよび関連プロパティの使用例については、C.4 データサービスを参照。
| RDFプロパティ: | dcat:endpointURL |
|---|---|
| 定義: | サービスのルート位置または主要エンドポイント(Webで解決可能な IRI)。 |
| ドメイン: | dcat:DataService |
| 範囲: | rdfs:Resource
|
| RDFプロパティ: | dcat:endpointDescription
|
|---|---|
| 定義: | エンドポイントを通じて利用可能なサービスの記述。操作、パラメータなどを含む。 |
| ドメイン: | dcat:DataService |
| 範囲: | rdfs:Resource
|
| 使用上の注記: | エンドポイント記述は実際のエンドポイントインスタンスの具体的な詳細を与える一方で、
dcterms:conformsTo は、
エンドポイントが実装する一般的な標準または仕様を示すために使用される。
|
| 使用上の注記: | エンドポイント記述は、OpenAPI
(Swagger)記述 [OpenAPI]、OGC
GetCapabilities 応答 [WFS], [ISO-19142],
[WMS], [ISO-19128],
SPARQL Service Description [SPARQL11-SERVICE-DESCRIPTION],
[OpenSearch] または [WSDL20]
文書、Hydra API 記述
[HYDRA] などの機械可読形式で表現してもよく、
形式的な表現が不可能な場合は、テキストまたは他の非形式的な方式で表現してもよい。
|
| RDFプロパティ: | dcat:servesDataset
|
|---|---|
| 定義: | このデータサービスが配布できるデータのコレクション。 |
| 範囲: | dcat:Dataset |
| RDFクラス: | skos:ConceptScheme
|
|---|---|
| 定義: | カタログ内のデータセットのテーマ/カテゴリを表現するために使用される知識組織化システム(KOS)。 |
| 関連項目: | 6.3.2 プロパティ: テーマ, 6.4.12 プロパティ: テーマ/カテゴリ |
| RDFクラス: | skos:Concept |
|---|---|
| 定義: | カタログ内のデータセットを記述するために使用されるカテゴリまたはテーマ。 |
| 使用上の注記: | データセットを分類するために使用される各 skos:Concept には、
それが属する概念スキームへリンクするために、skos:inScheme または
skos:topConceptOf のいずれかを使用することが推奨される。
この概念スキームは通常、dcat:themeTaxonomy を用いてカタログに関連付けられる。
|
| 関連項目: | 6.3.2 プロパティ: テーマ, 6.4.12 プロパティ: テーマ/カテゴリ |
| RDFクラス: |
|
|---|---|
| サブクラス: | foaf:Agent |
| 使用上の注記: | [FOAF] は、これらの実体を記述するためのいくつかのプロパティを提供する。 |
次のプロパティは、このクラスに固有である: 関係, 持っていた役割.
このクラスおよびそのプロパティの使用を示す例は、15. 修飾関係に示されている。
| RDFクラス: | dcat:Relationship |
|---|---|
| 定義: | DCATリソース間の関係に追加情報を付与するための関連クラス |
| サブクラス: | prov:EntityInfluence
|
| 使用上の注記: |
関係の性質は分かっているが、標準的な
[DCTERMS] プロパティ
(dcterms:hasPart,
dcterms:isPartOf,
dcterms:conformsTo,
dcterms:isFormatOf,
dcterms:hasFormat,
dcterms:isVersionOf,
dcterms:hasVersion,
dcterms:replaces,
dcterms:isReplacedBy,
dcterms:references,
dcterms:isReferencedBy,
dcterms:requires,
dcterms:isRequiredBy)
または [PROV-O] プロパティ
(prov:wasDerivedFrom,
prov:wasInfluencedBy,
prov:wasQuotedFrom,
prov:wasRevisionOf,
prov:hadPrimarySource,
prov:alternateOf,
prov:specializationOf)
によって十分に特徴付けられない場合に、データセット、場合によっては他のリソースの間の関係を
特徴付けるために使用する。
|
| RDFプロパティ: | dcterms:relation |
|---|---|
| 定義: | ソースリソースに関連するリソース。 |
| 使用上の注記: | dcat:Relationship の文脈では、これは別の
dcat:Dataset または他のカタログ化リソースを指すことが期待される。
|
| RDFプロパティ: | dcat:hadRole |
|---|---|
| 定義: | 別の実体またはリソースに関する、実体またはエージェントの機能。 |
| ドメイン: | prov:Attribution
または
dcat:Relationship
|
| 範囲: | dcat:Role |
| 使用上の注記: | 修飾帰属において、Entityに関するAgentの役割を指定するために使用してもよい。
値は、[ISO-19115] CI_RoleCode
などのエージェント役割の統制語彙から取得することが推奨される。
|
| 使用上の注記: | 修飾関係において、別のEntityに関するEntityの役割を指定するために使用してもよい。 値は、実体役割の統制語彙から取得することが推奨される。 |
このDCATプロパティは、活動に関する実体またはエージェントの機能を提供する prov:hadRole を補完する。
このクラスの使用を示す例は、15. 修飾関係に示されている。
| RDFクラス: | dcat:Role |
|---|---|
| 定義: | 役割とは、リソース帰属またはリソース関係の文脈において、別のリソースに関する リソースまたはエージェントの機能である。 |
| サブクラス: | skos:Concept |
| 使用上の注記: | 修飾帰属において、Entityに関するAgentの役割を指定するために使用される。
値は、[ISO-19115-1]
CI_RoleCode
などのエージェント役割の統制語彙として管理することが推奨される。
|
| 使用上の注記: |
修飾関係において、別のEntityに関するEntityの役割を指定するために使用される。 値は、次のような実体役割の統制語彙として管理することが推奨される
|
このDCATクラスは、活動に関する実体またはエージェントの機能を提供する
prov:Role を補完する。
次のプロパティは、このクラスに固有である: 開始日, 終了日. 始まり, 終わり.
データセットの時間的範囲に対するこれらの選択肢の使用を示す例は、10.1 時間プロパティに示されている。
| RDFクラス: | dcterms:PeriodOfTime |
|---|---|
| 定義: | 開始と終了によって名前付けまたは定義された時間間隔。 |
| 使用上の注記: | 間隔の開始と終了は、それぞれプロパティ
dcat:startDate
または time:hasBeginning,
および dcat:endDate
または time:hasEnd を用いて
与えるべきである(SHOULD)。
間隔は開いていてもよい。すなわち、開始だけ、または終了だけを持つことができる。
|
| RDFプロパティ: | dcat:startDate |
|---|---|
| 定義: | 期間の開始。 |
| ドメイン: | dcterms:PeriodOfTime
|
| 範囲: | rdfs:Literal
関連する ISO 8601 Date
and Time
準拠文字列 [DATETIME] を用いて符号化され、
適切なXML Schemaデータ型 [XMLSCHEMA11-2]
(xsd:gYear, xsd:gYearMonth,
xsd:date, または xsd:dateTime)を用いて型付けされる。
|
| RDFプロパティ: | dcat:endDate |
|---|---|
| 定義: | 期間の終了。 |
| ドメイン: | dcterms:PeriodOfTime
|
| 範囲: | rdfs:Literal
関連する ISO 8601 Date
and Time
準拠文字列 [DATETIME] を用いて符号化され、
適切なXML Schemaデータ型 [XMLSCHEMA11-2]
|
| RDFプロパティ: | time:hasBeginning
|
|---|---|
| 定義: | 期間または間隔の始まり。 |
| 範囲: | time:Instant |
| 使用上の注記: | プロパティ time:hasBeginning の使用は、
dcterms:temporal プロパティの値が
[OWL-TIME] の
time:TemporalEntity クラスのメンバーであることを伴意する。この文脈では、
dcterms:PeriodOfTime がサブクラス time:ProperInterval
と
等価であることを含意すると解釈できる
|
| RDFプロパティ: | time:hasEnd |
|---|---|
| 定義: | 期間または間隔の終わり。 |
| 範囲: | time:Instant |
| 使用上の注記: | プロパティ time:hasEnd の使用は、
dcterms:temporal プロパティの値が
[OWL-TIME] の
time:TemporalEntity クラスのメンバーであることを伴意する。この文脈では、
dcterms:PeriodOfTime がサブクラス time:ProperInterval
と
等価であることを含意すると解釈できる
|
次のプロパティは、このクラスに固有である: ジオメトリ, 境界ボックス, 重心.
データセットの空間的範囲に対するこれらの選択肢の使用を示す例は、10.2 空間プロパティに示されている。
| RDFクラス: | dcterms:Location |
|---|---|
| 定義: | 空間領域または名前付きの場所。 |
| 使用上の注記: |
|
| RDFプロパティ: | locn:geometry |
|---|---|
| 定義: | 空間的なもの [SDW-BP] を 対応するジオメトリに関連付ける。 |
| 範囲: | locn:Geometry |
| 使用上の注記: | このプロパティの範囲(locn:Geometry)は、
任意の種類のジオメトリ仕様を許容する。たとえば、ジオメトリは
WKT としてリテラルで符号化できる
(geosparql:wktLiteral
[GeoSPARQL])、
または geosparql:Geometry
(またはその任意のサブクラス)としてクラスで表現できる [GeoSPARQL]。
|
| RDFプロパティ: | dcat:bbox |
|---|---|
| 定義: | 空間的なものの地理的境界ボックス [SDW-BP]。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| 使用上の注記: | このプロパティの範囲(rdfs:Literal)は意図的に汎用的であり、
異なるジオメトリリテラル符号化を可能にすることを目的としている。たとえば、ジオメトリは
WKT リテラルとして符号化できる(geosparql:wktLiteral
[GeoSPARQL])。
|
| RDFプロパティ: | dcat:centroid |
|---|---|
| 定義: | 空間的なものの地理的中心(重心) [SDW-BP]。 |
| 範囲: | rdfs:Literal
|
| 使用上の注記: | このプロパティの範囲(rdfs:Literal)は意図的に汎用的であり、
異なるジオメトリリテラル符号化を可能にすることを目的としている。たとえば、ジオメトリは
WKT リテラルとして符号化できる(geosparql:wktLiteral
[GeoSPARQL])。
|
次のプロパティは、このクラスに固有である: アルゴリズム, チェックサム値.
| RDFクラス: | spdx:Checksum |
|---|---|
| 定義: | Checksumは、ファイル内容の完全性を確認できる値である。 ファイル内容にわずかな変更があっても、そのチェックサムは変わる。このクラスは、 さまざまなチェックサムおよび暗号学的メッセージダイジェストアルゴリズムの結果を 表現できるようにする [SPDX]。 |
| 使用上の注記: | Checksumには、ファイルの完全性を検証し、伝送または保存中にエラーが発生していないことを
確認できるようにするアルゴリズム(spdx:algorithm)および値(spdx:checksumValue)が含まれる。 |
| RDFプロパティ: | spdx:algorithm |
|---|---|
| 定義: | 対象Checksumを生成するために使用されたアルゴリズムを識別する [SPDX]。 |
| ドメイン: | spdx:Checksum |
| 範囲: |
クラス |
| 使用上の注記: | [SPDX] のバージョン2.2は、次の アルゴリズムについて個体を定義する: MD2, MD4, MD5, MD6, SHA-1, SHA-224, SHA-256, SHA-384, SHA-512. |
| RDFプロパティ: | spdx:checksumValue
|
|---|---|
| 定義: | checksumValueプロパティは、特定のアルゴリズムを用いて生成された小文字の 16進符号化ダイジェスト値を提供する [SPDX]。 |
| ドメイン: | spdx:Checksum |
| 範囲: | xsd:hexBinary |
6. 語彙仕様で記述されるプロパティは、OWL推論を利用しないシステムでも相互運用性を 確保する目的で、意図的に逆プロパティを含まない。
しかし、一部のユースケースでは逆プロパティが必要であることを認識し、DCATはそれらをサポートする。 ただし、それらは6. 語彙 仕様で記述されるものに追加してのみ使用してもよく(MAY)、 それらを置き換えるために使用してはならない(MUST NOT)という要件がある。
次の表は、DCATでサポートされる逆プロパティを一覧する。
| プロパティ | 逆 |
|---|---|
dcat:prev |
dcat:next |
dcat:previousVersion |
dcat:nextVersion |
dcat:distribution |
dcat:isDistributionOf |
dcterms:hasPart |
dcterms:isPartOf
|
dcat:resource |
dcat:inCatalog |
dcterms:replaces |
dcterms:isReplacedBy
|
dcterms:isReferencedBy |
dcterms:references
|
dcat:hasVersion |
dcat:isVersionOf |
dcat:inSeries |
dcat:seriesMember |
foaf:primaryTopic |
foaf:isPrimaryTopicOf
|
prov:wasGeneratedBy |
prov:generated |
このセクションは非規範的である。
科学コミュニティおよびデータ提供者コミュニティは、出版物、著者およびデータに対して 多数の異なる識別子を使用する。DCATは、識別子を実行可能にする効果的な方法として、 永続的なHTTP IRI に主に依拠する。 特に、かなり多くの識別子スキームは、参照解決可能なHTTP IRI として符号化でき、それらの一部は 機械可読メタデータも返す(例: DOI [ISO-26324] および ORCID)。 それにもかかわらず、データ提供者は、レガシー識別子、非HTTPの参照解決可能な識別子、 ローカルに発行された識別子、または第三者提供の識別子を参照する必要があるかもしれない。 これらの場合、[DCTERMS] および [VOCAB-ADMS] が有用であり得る。
プロパティ dcterms:identifier は、
HTTP IRI とレガシー識別子の両方を明示的に示す。
次の例では、dcterms:identifier は
データセットを識別するが、同様に任意の種類のリソースに使用できる。
リソースがHTTP参照解決可能なIDを持たない場合、プロキシ参照解決可能な
IRI を使用できる。たとえば、
例 14では、dcat.example.org/proxyid は
id のプロキシである。
プロパティ adms:identifier
[VOCAB-ADMS] は、ローカルに発行された
他の識別子または外部識別子、たとえばDOI、創作物についてはELI、arΧiv、
著者や公開者などのアクターについては ORCID、VIAF、ISNI を、それらの識別子がグローバルに一意で安定している限り、
表現できる。
例 15 は、
識別子スキームを定義する権限主体(例ではDOI
foundation)を表現するために、adms:schemaAgency および dcterms:creator
を使用する。adms:schemaAgency は、その権限主体に関連付けられた
IRI がない場合に使用される。CrossRef および DataCite の表示ガイドラインは、
DOI を https://doi.org/10.xxxx/xxxxx/
の形式の完全なURLリンクとして表示することを推奨している。
例 15 は、そのスキームを用いて
識別子を割り当て維持する責任を持つ権限主体(例: Zenodo)を表現していない。登録者を名付けることはDOIの
哲学に反するためであり、そこではサブスペースはそれを登録する組織から抽象化される。
これにより、組織が変わったり、そのサブスペースに対する責任が他者へ引き継がれたりしても
DOI は変わらないという利点がある。
例 15 は、データセットの作成者に対するローカルに発行された識別子
(例: https://dcat.example.org/PoelenJorritHID)と、それに対応するORCID識別子
(例: https://orcid.org/0000-0003-3138-4118)を示している。
HTTP参照解決可能なIDがデータセットのRDF/OWL記述を返す場合、
owl:sameAs の使用を検討してもよい。たとえば、
メディア型 text/turtle で参照解決されると、
https://doi.org/10.5281/zenodo.1486279 はデータセットの
[SCHEMA-ORG] 記述を返し、
それによって https://dcat.example.org/id が提供する記述を動的に拡充できる可能性がある。
DCAT内でデータセットの主要識別子と代替(またはレガシー)識別子を区別する必要性は、 要件として提示されてきた。しかし、それはきわめてアプリケーション固有であり、一般的なアプローチを 義務付けるよりも、DCATプロファイルで扱うほうがよい。
アプリケーションの文脈に応じて、"DCAT-AP: How to manage duplicates?" などの具体的なガイドラインを採用し、権威あるデータセットと第三者カタログにより 収集されたデータセットとを区別できる。
識別子がHTTP参照解決可能でない場合、相互運用性のために、共通識別子型をRDFデータ型
[RDF11-CONCEPTS] またはカスタムのOWLデータ型 [OWL2-SYNTAX]
として提供できる。例 17の ex:type を参照。
登録済みの IRI 型が使用される場合
([RFC3986]、
§ 3.1
Scheme に従う)、識別子スキームは IRI
の一部である。したがって、'type' で
別個の識別子スキームを示すことは冗長である。たとえば、DOIは info
IRI スキーム [IANA-URI-SCHEMES] の名前空間として登録されている
(DOI FAQ #11を参照)ため、
[RFC3986] に従えば、
例 18のように符号化すべきである。
それ以外の場合、識別子スキームの共通型(arXiv など)の例は、DataCite schema [DataCite] および FAIRsharing Registry で定義されている。
このセクションは非規範的である。
リソースへのアクセスおよび再利用の条件を表現する適切な方法を選択することは複雑になり得る。 実装者は、記述されるリソースにどの条件が適用されるかを決定する前に、常に法的助言を求めるべきである。
この仕様は、主に3つの状況を区別する: 1つ目は、声明が「ライセンス」として明示的に宣言されたリソースに関連付けられる場合、 2つ目は、声明がアクセス権のみを示すリソースに関連付けられる場合、 3つ目は、その他すべての場合、すなわちライセンス条件および/またはアクセス権に関係しない声明 (例: 著作権声明)である。
これらのシナリオに対応するため、プロパティ dcterms:rights と、その
サブプロパティ dcterms:license および dcterms:accessRights の使用が推奨される。
より正確には:
ライセンスを参照するには、dcterms:license
を使用する;
アクセス権のみに関する声明(例: データが誰でもアクセス可能か、認可された当事者だけが
アクセス可能か)を表現するには、dcterms:accessRights
を使用する;
dcterms:license および dcterms:accessRights で扱われない
その他すべての種類の権利声明、たとえば著作権声明には、dcterms:rights
を使用する。
最後に、権利がODRLポリシーを介して表現される特定の場合には、
カタログ化リソースまたは配布の記述から ODRL ポリシーへのリンクとして、odrl:hasPolicy プロパティを
使用することが推奨される。
このセクションは非規範的である。
リソースの5つの時間プロパティをDCATを用いて記述できる。
dcterms:issued を用いて与えられる。
値は通常、xsd:date として符号化される。
dcterms:modified を用いて与えられる。
値は通常、xsd:date として符号化される。
dcterms:accrualPeriodicity
を用いて示される。
値は、Dublin
Core Collection Description Frequency Vocabulary などの統制語彙から取得すべきである。
dcat:temporalResolution
を用いて与えられる。
値は xsd:duration として符号化される。
以下に示すように、更新スケジュールと時間解像度を組み合わせて、さまざまな種類の時系列データの
記述をサポートできる。
dcterms:temporal を用いて与えられる。
値は dcterms:PeriodOfTime である。
dcterms:PeriodOfTime の詳細を表現するためのいくつかの選択肢は、
6.15 クラス:
期間で推奨されている。
これらの例を以下に示す。
データセットの2つの空間プロパティをDCATを用いて記述できる。
データセット内の項目の最小空間分離は、dcat:spatialResolutionInMeters
を用いて与えられる。
値は10進数である。
dcat:spatialResolutionInMeters
の使用例は、例 3に示されている。
データセットの空間的広がりは、dcterms:spatial を用いて与えられる。
値は dcterms:Location である。
dcterms:Location の詳細を表現するためのいくつかの選択肢は、
6.16 クラス:
場所で推奨されている。
これらの例を以下に示す。
このセクションは非規範的である。
バージョンの概念は、リソースと派生したものとの間の何らかの関係を示す 一般的な用語としてしばしば使用される。例としては、改訂、版、改作、翻訳などがある。
このセクションは、改訂、すなわちリソースのライフサイクルの一部として生じる変更に起因する バージョンを記述するためにDCATをどのように使用するかに特に焦点を当てる。
この目的のために、DCATは既存の語彙、特に [PAV] オントロジーの バージョン管理コンポーネント、および [DCTERMS]、[OWL2-OVERVIEW]、 および [VOCAB-ADMS] の関連用語に基づく。
バージョン管理は、カタログ、カタログレコード、データセット、配布を含む、DCATリソースの いずれの第一級市民にも適用できることに注意することが重要である。
また、以下のセクションで記述されるDCATのアプローチは、特定の種類のリソースで既に使用されている もの(例: [OWL2-OVERVIEW] はオントロジー向けに一連のバージョン管理プロパティを提供する)や、特定の領域およびコミュニティで 使用されているものを補完することを意図している。DCATのバージョン管理アプローチと他の語彙の アプローチとの比較については、11.4 バージョン管理への 補完的アプローチを参照。
DCATは、バージョン間の次の種類の関係をサポートする:
DCATは、対応する [PAV] のものと 整合する、バージョン履歴を記述するための特定のプロパティを定義する:
dcat:previousVersion(pav:previousVersion と等価)
dcat:hasCurrentVersion
(pav:hasCurrentVersion
と等価であり、
dcat:hasVersion のサブプロパティ)。
プロパティ dcat:previousVersion は、所与のバージョンから最初のものへ
後方にたどれるバージョン連鎖を構築するために使用される。これは最も典型的なユースケース、
すなわちカタログ内で別個のリソースとして公開された異なるバージョンをリンクすることを反映している。
これに加えて、プロパティ dcat:hasVersion は、抽象リソースをその
バージョンへリンクすることで、バージョン階層を指定するために使用できる。
必要な場合、バージョン階層は特定のプロパティによってさらに記述できる。より正確には、
プロパティ dcat:hasCurrentVersion は、抽象リソースを内容の現行バージョンに対応する
スナップショットへリンクする一方、プロパティ dcat:isVersionOf(
dcat:hasVersion の逆)は、バージョンから抽象リソースへのバックリンクを指定する可能性を与える
(このプロパティの使用については、7.
逆プロパティの使用を参照)。
バージョン連鎖および階層を指定するために必要な唯一のプロパティは、それぞれ
dcat:previousVersion および dcat:hasVersion であることに注意。
他のものを使用するかどうかは、関連するユースケースの要件による。
次の例は、[DWBP] の § 8.6 Data Versioningにあるものを再利用し、このセクションで記述されるプロパティを用いて、 バス停データセットにおけるバージョン連鎖および階層をどのように指定するかを示すように 改訂している。
別の種類の関係は、所与のバージョンが別のものを置き換える/取って代わるかどうかに関係する。
この目的のために、DCATは関連する [DCTERMS] プロパティ、すなわち dcterms:replaces と、バックリンクを
提供する必要がある場合にはその逆 dcterms:isReplacedBy を
再利用する。
これらのプロパティは、それ自体ではバージョン連鎖を示さないことに注意する価値がある。 すなわち、あるバージョンが必ずしも直前の前任バージョンを置き換えるとは限らない。
次の例は、例 33のMyCityバス停データセットの 記述を再利用し、置き換えられたバージョンをDCATでどのように指定できるかを示す。
前のセクションで説明した関係に加えて、バージョン化されたリソースには、たとえば 元のリソースとの差異(バージョン「デルタ」)、バージョン識別子、公開日を記述する 追加情報を関連付けてもよい。
これらの目的のために、DCATは次のプロパティを使用する:
dcat:version(pav:version と等価
[PAV])、
バージョン名/識別子のため;dcterms:issued [DCTERMS]、
バージョン公開日のため;adms:versionNotes [VOCAB-ADMS]、
リソースの前のバージョンとの後方互換性の問題を含む変更のテキスト記述のため。
次の例は、[DWBP] の Best Practice 7: Provide a version indicator にあるものを再利用し、バージョン情報をDCATでどのように指定できるかを示す。
リソースのライフサイクルは、バージョン管理に直交する側面であり、時には厳密に関連する。 リソースがそのライフサイクル(構想から作成および公開まで)に沿って進化することは、 新しいバージョンを生じさせる可能性があるが、常にそうであるとは限らない(例: 承認ワークフローが 存在する場合、改訂が不要であればリソースに変更が加わらないことがある)。同様に、 新しいバージョンの作成は、必ずしも状態の変化につながるとは限らない(例: 変更が実質的でない場合、 および/またはまだ開発中のリソースに実装される場合)。さらに、リソースが改訂 (誤りの修正、新しいコンテンツの追加など)によって置き換えられる場合、異なる ライフサイクル状態(例: 非推奨または撤回)へ移されることがある。
ライフサイクルに関するリソースの状態は、それ自体がしばしば重要な情報であることに注意する価値がある。 これはデータ提供者およびデータ消費者の双方の観点から重要である。データ消費者にとっては、 リソースがまだ開発中かどうか、および非推奨または撤回されているかどうか (そのような場合、使用すべき新しいバージョンがあるかどうか)を知ることが重要である。 一方、データ提供者にとっては、リソースにライフサイクル上の状態を付けることは、データ管理 ワークフローを正しく管理するために不可欠である。たとえば、リソースは公開される前に安定している 必要があり、場合によっては承認済みおよび/または登録済みとして示される必要がある。 最後に、リソースの実際の状態に加えて、リソースが別の状態へ移った時点 (例: 作成、レビュー、承認、公開された時点)も有用な情報である。
バージョン管理と同様に、リソースのライフサイクルは、コミュニティの実践、データ管理ポリシー、 および実施中のワークフローに依存する。さらに、異なるリソース型(例: データセットと カタログレコード)では、異なるライフサイクル状態を持つ場合がある。
ライフサイクル状態の指定について、DCATはプロパティ adms:status [VOCAB-ADMS] を、適切な
[DCTERMS] の時間関連プロパティ
(dcterms:created, dcterms:dateSubmitted, dcterms:dateAccepted,
dcterms:dateCopyrighted, dcterms:issued, dcterms:modified,
dcterms:valid)とともに使用する。しかし、DCATは特定のライフサイクル状態集合の
使用を規定せず、関連するアプリケーションシナリオに適した既存の標準およびコミュニティの
実践を参照する。
DCATのバージョン管理アプローチは、特定のコミュニティ、領域、およびリソース型で使用されているような 既存のバージョン管理実践と共存できる。
例として、次の表は、DCATのバージョン管理プロパティと、類似の概念を指定するために最も頻繁に 使用される語彙、すなわちオントロジー向けのOWL、 [DCTERMS]、および [PROV-O] との対応を示す。
| DCAT | OWL | [DCTERMS] | [PROV-O] |
|---|---|---|---|
dcat:hasVersion |
dcterms:hasVersion
|
prov:generalizationOf
|
|
dcat:isVersionOf |
dcterms:isVersionOf
|
prov:specializationOf
|
|
dcat:hasCurrentVersion
|
owl:versionIRI |
||
dcat:previousVersion |
owl:priorVersion |
prov:wasRevisionOf
|
|
dcat:version |
owl:versionInfo |
対応は等価性を意味しないことに注意。これらのプロパティは異なる範囲とセマンティクスを持つため、
互いに補完できるが置き換えることはできない。特に、OWLプロパティは
owl:Ontology として型付けできるリソース上で使用されることを意図している一方、
[DCTERMS] のものは、(版や改作を含む)非常に広い
バージョンの概念を使用する。一方、DCATのバージョン管理プロパティは
カタログ内の任意のリソースで使用されることを意図しており、11.
バージョン管理の導入で説明したように、非常に具体的なバージョンの概念を使用する。
最後に、[PROV-O] プロパティ
prov:wasRevisionOf は、意味的には dcat:previousVersion に類似しているが、
バージョン連鎖を構築するために使用されることを明示的には意図していない。一方、
prov:generalizationOf および prov:specializationOf は、それぞれの
サブプロパティ dcat:hasVersion および dcat:isVersionOf よりも
意味的に広い。
次の例は、DCAT 3のバージョン管理にDCATとOWLを補完的にどのように使用できるかを示す [VOCAB-DCAT-2]。
このセクションは非規範的である。
「データセット系列」とは、何らかの形で相互に関連し、個別に公開されるデータを指す。例としては、 単一のデータセットで利用可能にする代わりに、年および/または国ごとに分割された予算データがある。
データセット系列は、[ISO-19115] で、共通の特性を共有する
データセットのコレクション
として定義されている。しかし、その使用は地理空間データに限定されず、
他の領域では異なる名前(例: 時系列、データスライス)で呼ばれ、より厳密または緩やかに
定義されることがある(たとえば [VOCAB-DATA-CUBE] における
「dataset slice」の概念を参照)。
データセットを系列にグループ化する理由および基準は多岐にわたり、たとえば、 データ特性、公開プロセス、および通常どのように使用されるかに関連し得る。たとえば、サイズが非常に大きい データ(地理空間データなど)は、それらをより小さいものに分割することで(データ提供者にとっても データ消費者にとっても)扱いやすくなる。別の例として、年単位で公開されるデータは通常、 系列の最初のデータセットに新しいデータを追加するのではなく、個別のデータセットとして公開される。
データセット系列をいつ作成すべきか、およびどのように組織化すべきかを決定するための共通の規則や基準は 領域をまたいで存在しないため、DCATはいかなる特定のアプローチも規定せず、指針ならびに領域および コミュニティの実践を参照する。このセクションの目的は、データセット系列をDCATでどのように 指定できるかについての指針を提供することに限定される。
DCATは、新しいクラス dcat:DatasetSeries を導入することにより、
データセット系列をデータカタログの第一級市民にする。このクラスは dcat:Dataset のサブクラスとして定義される。
データセットは、プロパティ dcat:inSeries を用いてデータセット系列にリンクされる。
データセット系列は階層的にもなり得て、データセット系列が別のデータセット系列のメンバーに
なり得ることに注意。
データセット系列は、新しいデータセットを取得することによって、時間の経過とともに発展し得る。
たとえば、年次予算データに関するデータセット系列は、毎年新しい子データセットを取得する。
そのような場合、年次リリースを、最初、前、次、および最新のものを指定する関係で
リンクすることが重要になり得る。このようなシナリオでは、DCATはそれぞれプロパティ
dcat:first,
dcat:prev, および dcat:last を使用する。dcat:next については
7. 逆プロパティの使用を参照。
系列内のデータセットは、もちろんバージョン化できる。そのような場合、データセットは 11.1.1 バージョン連鎖と階層で説明されたアプローチを用いて そのバージョンにリンクできる。これは 例 39に示されている。
データセット系列に関するプロパティは、2つのグループに分類できる。
第1のグループは、データセット系列自体を記述するプロパティに関するものである。たとえば、
プロパティ dcterms:accrualPeriodicity は
この場合に該当し、その値は新しい子データセットが追加される頻度に対応すべきである。
第2のグループは、上流継承、すなわち子データセットのプロパティ値が親 (データセット系列)に継承されることを通じて、子データセットメタデータで記述される 次元を反映するプロパティに関するものである。
典型的には、これは、関連する各プロパティについて、データセット系列が子データセットで 指定された値の和集合を値として取ることを意味する。たとえば:
最後に、子データセットの一部の注釈プロパティも、データセット系列のレベルで考慮する必要がある場合がある。 特に、子データセットの作成/公開/更新日に関するプロパティは、系列内の対応するものに影響し得る。 これらのプロパティについて、DCATは次のアプローチを推奨する:
dcterms:created)は、子データセットの最も早い作成日に対応すべきである。dcterms:issued)は、
子データセットの最も早い公開日に対応すべきである。dcterms:modified)は、
子データセットの最新の公開日または更新日に対応すべきである。
既存のDCAT実装は、データセット系列を指定するために主に2つの代替アプローチを採用している:
dcat:Dataset として型付けされ、その子データセットは
dcat:Distribution として型付けされる。
dcat:Dataset として型付けされ、
両者は通常、[DCTERMS] プロパティ
dcterms:hasPart / dcterms:isPartOf を用いてリンクされる。
どちらの場合も、データセット系列は、[DCTERMS]
プロパティ dcterms:type を用いてソフト型付けされることがある(例: これは [GeoDCAT-AP]
で使用されるアプローチであり、[DCAT-AP-IT] および [GeoDCAT-AP-IT]
で採用されている)。
これらの選択肢はDCATと形式的に非互換ではないため、DCAT 3へのアップグレード中に
dcat:DatasetSeries と共存できる。
このセクションは非規範的である。
データセット引用は、特定された要件の1つである。 データ引用とは、書誌参照を提供する場合と同様の方法でデータを参照し、任意の調査プロセスにおける 第一級の成果物としてデータを認める実践である。データ引用は、データを作成した者への適切な帰属と 信用の支援、データ発見の促進、データの影響と再利用の追跡の支援、データの協働および再利用の 実現、ならびにデータに基づく結果の再現性の実現など、複数の利点を提供する。
データ引用をサポートするために、データセット記述には少なくとも、データセット識別子、 データセット作成者、データセットタイトル、データセット公開者、およびデータセットの公開日または リリース日を含めるべきである。これらの要素は、DataCiteメタデータスキーマ [DataCite] が要求するものであり、これは研究データに [DataCite] によって割り当てられる永続識別子(Digital Object Identifiers、すなわち DOI)に関連付けられるメタデータである。
データ引用をサポートするために、DCAT 2は参照解決可能な識別子の考慮と、カタログ化リソースの作成者を示すためのサポートを追加した。 データ引用に必要な残りのプロパティは、DCAT 1 [VOCAB-DCAT-1] ですでに利用可能であった。
データセット記述におけるデータ引用に必要なプロパティの利用可能性に関する制約は、 DCATデータ引用プロファイルとして表現できる。
このセクションは非規範的である。
Data Quality Vocabulary(DQV)[VOCAB-DQV] は、データ品質の さまざまな側面に対する共通のモデリングパターンを提供する。 これは、DCATデータセットおよび配布を、次を含むさまざまな種類の品質情報に関連付けることができる:
dqv:QualityAnnotation。
データセットまたはその配布について与えられたフィードバックおよび品質証明を表す。dqv:QualityPolicy。
主としてデータ品質上の関心によって管理されるポリシーまたは合意を表す。dqv:QualityMeasurement。
データセットまたは配布についての定量的または定性的情報を提供するメトリック値を表す。各種類の品質情報は、1つ以上の品質次元、すなわち消費者に関連する品質特性に関係し得る。 品質を多次元空間として見る実践は、品質管理の分野において、品質管理を対応可能なまとまりに 分割するために確立されている。DQVは品質次元の規範的なリストを定義しない。 これは、ISO/IEC 25012 [ISO-IEC-25012] および [ZaveriEtAl] で提案された品質次元を 2つの可能な出発点として提供する。また後者で定義された品質次元およびカテゴリについて、 RDF表現も提供する。最終的には、実装者が自らの ニーズに最も適合する品質次元の集合を選択する必要がある。 次のセクションでは、データセットおよび配布の品質を記述するためにDCATとDQVをどのように 結合できるかを示す。 包括的な導入およびさらなる使用例については、[VOCAB-DQV] を参照されたい。
データ消費者(ex:consumer1)は、ジェノヴァのバス停の地理参照付きリストを含む
データセット ex:genoaBusStopsDataset の品質を記述する。その消費者は、
データ完全性(ldqd:completeness)に関するDQV品質注記
(ex:genoaBusStopsDatasetCompletenessNote)をデータセットに注釈として付け、
既存の30000停留所のうち20500停留所のみが含まれていることを警告する。
活動 ex:myQualityChecking は、サービス ex:myQualityChecker を用いて
ex:genoaBusStopsDataset データセットの品質を検査する。
メトリック ex:completenessWRTExpectedNumberOfEntities は、データセット完全性
(ldqd:completeness)を測定するために適用され、その結果として品質測定
ex:genoaBusStopsDatasetCompletenessMeasurement が得られる。
品質文書化の他の例は [VOCAB-DQV] で利用可能であり、 そこにはデータセットの 正確性および精度をどのように表現するかに関する例も含まれる。
このセクションでは、[VOCAB-DQV] を [PROV-O] および EARL [EARL10-Schema] と組み合わせ、 表明された品質標準への適合度および適合性テストに関する詳細を表現するための、 異なるモデリングパターンを示す。
dcterms:conformsTo
および
dcterms:Standard
の使用は、標準への適合を表現するためのよく知られたパターンである。
例 43 は、[SDW-BP](Example
51)から直接借用したもので、空間データセットおよびサービスの相互運用性に関する
EU INSPIRE規則("Commission Regulation (EU) No
1089/2010
of 23 November 2010 implementing Directive 2007/2/EC of the European Parliament and of the
Council as regards
interoperability of spatial data sets and services")に適合する架空の dcat:Dataset
を宣言する。
別の例は、データセットで使用される座標参照系(CRS)の仕様に関するものであり、これは通常、 地理空間メタデータに含まれる情報である。例 44 は、データセットの CRS を DCATでどのように指定できるかを示す:
例 44では、
http://www.opengis.net/def/crs/EPSG/0/28992 はOGC CRS Registryの
IRI であり、EPSG:28992("Amersfoort / RD New")に対応する
(例 30も参照)。
相互運用性を保証するため、参照標準/仕様を識別する IRI を一貫して使用することが重要である。 特に、DCATは次の一般規則を推奨する:
dcat:CatalogRecord のDCATへの適合を表現するには、使用すべき
IRI は
http://www.w3.org/ns/dcat# ではなく https://www.w3.org/TR/vocab-dcat/
である。
dcat:CatalogRecord のDCAT 2への適合を明示的に述べる必要がある場合は、
https://www.w3.org/TR/vocab-dcat/ と
https://www.w3.org/TR/vocab-dcat-2/ の両方を使用する。
例 45 は、上記の規則に従って、 所与のカタログレコードがDCATに適合していることをどのように指定するかを示すために、 例 9を拡張する。
法的文脈によっては、適合度を指定する必要がある。たとえば、INSPIREメタデータは、 完全な適合に加えて非適合および未評価を表現するために、特定の統制語彙 [INSPIRE-DoC] を採用している。 類似の統制語彙は他の文脈でも定義できる。
例 47 は、適合度
(すなわち、適合、非適合)を表すいくつかの新たに作成された概念を指定し、
適合性テストの結果を示すための
dcterms:type
を宣言する。[GeoDCAT-AP]
で使用されるパターンに従い、この例では、適合性テスト(例:
ex:testResult)をモデル化するために prov:Entity を、テスト活動
(例: ex:testingActivity)をモデル化するために prov:Activity を、
Data on the Web Best Practices [DWBP] から派生した prov:Plan
(例: ex:conformanceTest)を、ベストプラクティス全体の集合を検査するために使用する。
修飾PROV関連付けは、テスト活動を適合性テストに結び付ける。
また、[VOCAB-DQV] は、
特定の標準への準拠を測定するために展開することもできる。例
48では、
ex:levelOfComplianceToDWBP は、合格した準拠テストの割合という観点で、
データセットの [DWBP] への準拠を測定する品質メトリックである。
例
48 は、ISO/IEC
25012 [ISO-IEC-25012] で定義された品質次元および
カテゴリを表す名前空間接頭辞として iso を想定している。
品質測定 ex:measurement_complianceToDWBP は、データセット ex:Dataset の
準拠レベル、すなわちメトリック ex:levelOfComplianceToDWBP の測定を表す。
適合性テストの一部のみが成功した場合(例: 適合性テストの半分)、
測定は 例 49のようになる。
テストに関する追加情報は、EARL [EARL10-Schema] を用いて
提供できる。EARLはテスト活動を記述するための特定のクラスを提供しており、[PROV-O] と組み合わせて採用できる。
例 50 は、
prov:Activity 上の修飾関連付けではなく、テスト活動
ex:testingActivity を earl:Assertion として記述する。
earl:Assertion は、データセット ex:Dataset が適合性テスト
ex:conformanceTest でテストされ、ex:testResult に記述されるように
テストに合格したことを述べる。
例 51 は、
サブテスト ex:testq1 が失敗していた場合に、記述がどのようになるかを示す。
特に、dcterms:description および earl:info は、人間可読形式で
追加の警告またはエラーメッセージを提供する。
テストについて要求される詳細に応じて、[VOCAB-DQV] も
テスト活動およびエラーを表現できる。例
52では、ex:error は前述のエラーを
表す品質注釈であり、ex:testResult は、来歴情報を提供する上記の注釈および
準拠測定を集めるために、dqv:QualityMetadata として定義される。
もちろん、上記のモデリングパターンは、標準への適合だけでなく、任意の品質テストを表現できる。
このセクションは非規範的である。
DCATには、データセットおよびデータサービスの多くの側面の記述をサポートする要素が含まれる。
それにもかかわらず、一部の関係のセマンティクスを完全に表現するには、追加情報が必要である。
たとえば、[DCTERMS] は、リソースを責任主体またはエージェントに
帰属させるための標準的な役割として creator、
contributor および publisher を提供するが、他にも多くの潜在的な役割があり、
たとえば [ISO-19115-1] の
CI_RoleCode
値を参照されたい。
同様に、[DCTERMS] および [PROV-O] は、
was derived from、was quoted from、is
version of、references などを含む、リソース間の関係を捉えるためのいくつかの
プロパティを提供するが、[ISO-19115-1] の
DS_AssociationTypeCodes,
IANA Link Relations Registry [IANA-RELATIONS]、DataCiteメタデータ
スキーマ [DataCite]
および MARC relators の一覧には、
さらに多くの関心事項が見られる。これらの関係は、dcterms:relation、
dcterms:contributor などの追加のサブプロパティで捉えることもできるが、
そうするとプロパティ数が爆発的に増加し、いずれにしても潜在的な役割および関係の完全な集合は
未知である。
この種の要件に対応する一般的なアプローチは、関係を修飾するパラメータを保持するための 追加リソースを導入することである。先例として、[PROV-O] における qualified terms や、 Semantic Sensor Network ontology [VOCAB-SSN] における sample relations がある。 一般的な Qualified Relation pattern は、 [LinkedDataPatterns] で記述されている。
[PROV-O] の多くの修飾語は、カタログ内の リソースの記述に関連するが、PROV-Oが活動中心の視点を取るため不完全である。いくつかの欠落に 対処するため、明示的な活動を伴わない要件を満たす追加形式がDCAT語彙に含まれている。 これらは 図 6 に要約されている:
これらの修飾形式の焦点は、関係に追加の役割を許可することであるが、 適用可能な時間間隔など、関係の他の側面も、このように関係を記述するために特定のノードを 使用すると容易に付加できることに注意(例については、[PROV-O] の Influence relationsの図を参照)。
標準的な [DCTERMS] プロパティである dcterms:contributor、dcterms:creator および dcterms:publisher、ならびに
[PROV-O] の汎用的な prov:wasAttributedTo は、
責任を持つエージェントとカタログ化リソースとの基本的な関連付けをサポートする。
しかし、データセットおよびサービスに関して重要な役割は他にも多く存在する。たとえば、
資金提供者、配布者、管理者、編集者などである。
これらの役割の一部は、[ISO-19115-1] の
CI_RoleCode
値、[DataCite] メタデータスキーマ、および
MARC relators に列挙されている。
指定された役割を持つエージェントをリソースに割り当てる一般的な方法は、
[PROV-O] の修飾形式 prov:qualifiedAttribution
を用いることで提供される。
例 53 はその説明を提供する:
例 53では、役割は
[ISO-19115-1]
の CI_RoleCode
コードリストの非規範的で参照解決不能な表現からの
IRI によって示される
(例: urn:example:isotc211/CI_RoleCode のようなURN)。
Linked Dataとして参照解決可能で規範的な表現が利用可能な場合は、それを優先すべきである。
標準的な [DCTERMS] プロパティ dcterms:relation および次のような
サブプロパティ:
dcterms:hasPart / dcterms:isPartOf,
dcterms:hasVersion / dcterms:isVersionOf,
dcterms:replaces / dcterms:isReplacedBy,
dcterms:requires / dcterms:isRequiredBy,
prov:wasDerivedFrom,
prov:wasQuotedFrom
は、データセットと他のカタログ化リソースとの関係の記述をサポートする。
しかし、他にも重要な関係は多く存在する。たとえば、alternate、canonical、original、
preview、stereo-mate、working-copy-of などである。
これらの役割の一部は、[ISO-19115-1] の
DS_AssociationTypeCodes
値、IANA Link Relations Registry [IANA-RELATIONS]、
[DataCite] メタデータスキーマ、および
MARC relators に列挙されている。
指定された役割を持つリソースを別のリソースに関連付ける一般的な方法は、
修飾形式 dcat:qualifiedRelation を用いることで
提供される。
例 54 は説明を提供する:
例 54では、役割は
[IANA-RELATIONS] からの
IRI と、[ISO-19115-1] の
DS_AssociationTypeCode
コードリストの(非規範的な)linked
data表現からの IRI によって示される。
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DCAT-2014語彙 [VOCAB-DCAT-1] および DCAT 2 [VOCAB-DCAT-2] は、異なる領域の データカタログに適用するために拡張されてきた。 これらの新しい仕様はそれぞれDCATプロファイル、すなわちDCATに基づく名前付き制約集合を構成する (4. 適合性を参照)。 場合によっては、プロファイルはDCATプロファイル自体の1つを拡張し、参照DCATプロファイルで 扱われていないメタデータフィールドのためにクラスおよびプロパティを追加する。
DCATプロファイルの一部を以下に示す:
DCAT語彙は、個人情報または私的情報を含む可能性のあるデータセットをサポートする。さらに、 DCATで表現されるメタデータ自体が、リソースの 作成者、公開者、 および修飾関係を通じて記述される他の当事者またはエージェントなど、 個人情報または私的情報を含む可能性がある。 そのような語彙用語を生成、維持、公開、または消費する実装者は、セキュリティおよびプライバシーに 関する考慮事項が対処されるよう措置を講じなければならない。機微なデータおよびメタデータは、 関係するデータの種類に関する法的および機能的要件に従って、安全に保存され、許可された当事者にのみ 利用可能にされなければならない。Webコンテンツを保護し、利用者を認証する方法の詳細は、 DCATの範囲外である。
一部のデータセットは、完全性および真正性の保証を必要とする(たとえば、ソフトウェア脆弱性に
関するデータ)。これらについては、チェックサムが一種の検証として機能できる。
DCATは、DCAT配布の完全性および真正性を保証するために、[SPDX] から
spdx:Checksum クラスを借用する。公開者は、配布内の
各リソースについて、チェックサム値(ハッシュ)およびそのハッシュを生成するために使用された
アルゴリズムを提供してもよい。しかし、チェックサムは、それが合計するデータとは別の経路で
提供されなければならない。これはデータとともに提供されるメタデータに含めてもよい
(例: 配布用ファイルと、配布ファイルのチェックサムを含むメタデータ用ファイルを含むtarfile)が、
その場合でも、データとともにチェックサムを操作する攻撃者を阻止するため、チェックサム、または
メタデータのチェックサムも別途提供されなければならない。DCATメタデータで提供されるチェックサムは、
メタデータの完全性および真正性も保証されていなければ、期待される保証を提供しない。
DCATデータの完全性および真正性は、最終的にはソースの信頼性に依存する。DCAT提供者は、 アプリケーションレベルおよびトランスポートレベルで完全性および真正性に対処すべきである。 たとえば、自身の API およびダウンロードエンドポイントの完全性と 真正性を保証し、DCATデータおよびメタデータファイルを権威あるHTTPSオリジンからダウンロード可能にし、 それらが表すデータとは別のチャネルを通じて任意のチェックサムを提供すべきである。
DCAT語彙は、データカタログを記述するためのモデルを提供する。カタログ内のデータの性質は、 適用領域に依存し、非テキストデータを含み得る。可能な場合、データへのアクセシビリティを向上させるため、 DCATプロファイル機構またはそのようなデータの作成および編集をサポートするシステムを通じて、 非テキストデータリソースに代替テキストを強制することが重要である。大きな印刷、点字、音声、 記号、またはより簡単な言語など、人々が必要とする他の形式に変換できる、あらゆる非テキストコンテンツに テキスト代替を提供する実践は、[UNDERSTANDING-WCAG20] に含まれるアクセシビリティガイドラインに適合する。
編集者は、この文書への貢献について、ワーキンググループのすべてのメンバー、特に Annette Greiner, Antoine Isaac, Dan Brickley, Karen Coyle, Lars G. Svensson, Makx Dekkers, Nicholas Car, Rob Atkinson, Tom Baker. に感謝する。
編集者はまた、寄せられたコメントについて以下の方々に感謝する: Addison Phillips, Alex Nelson, Andreas Geißner, Andreas Kuckartz, Anna Odgaard Ingram, Aymen Charef, Bart Hanssens, Becky Gibson, Bert van Nuffelen, Bob Coret, Brian Donohue, Chavdar Ivanov, Claus Stadler, Cristiano Longo, Christophe Dzikowski, Dimitris Zeginis, Dominik Schneider, Emidio Stani, Ivo Velitchkov, Jakob Voß, Jakub Klímek, Jan Voskuil, Jim J. Yang, Joep Meindertsma, Joep van Genuchten, Katherine Anderson Aur, Ludger A. Rinsche, Marielle Adam, Martial Honsberger, Mathias Bonduel, Mathias Richter, Matthias Palmér, Nancy Jean, Nuno Freire, Øystein Åsnes, Paul van Genuchten, Pieter J. C. van Everdingen, Renato Iannella, Rajaram Kaliyaperumal, Robin Gower, Sabine Maennel, Sebastian Hellman, Simson L. Garfinkel, Siri Jodha S. Khalsa, Stefan Ollinger, Stephen Richard, Stian Soiland-Reyes, Stig B. Dørmænen, Susheel Varma, Sidney Cox, Thomas Francart, Vittorio Meloni, Wouter Beek, Yves Coene.
編集者はまた、このワーキンググループの共同議長である Caroline Burle および Peter Winstanley、 ならびにスタッフ連絡先である Philippe Le Hégaret および Pierre-Antoine Champin に感謝する。
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Schema.org [SCHEMA-ORG] には、元のDCAT作業に基づくいくつかの型および プロパティが含まれる(出発点として sdo:Dataset を参照)。 また、Googleの Dataset Search service のインデックスは、 schema.orgおよびDCAT の両方を用いた データセットに関するWebページ内の構造化記述に依拠している。 上記の 図 1 に示されたDCATの骨格と、[SCHEMA-ORG] からの 関連クラスを 図 7 で比較すると、特に次の類似性が示される: .
メタデータを使用する汎用Web検索サービスは、主として [SCHEMA-ORG] に依拠するため、 DCATと [SCHEMA-ORG] との関係は、自身のデータセットおよびサービスを それらのインデックスを通じて公開したいデータ提供者およびカタログ公開者にとって関心の対象である。
DCAT 1とschema.orgの間のマッピングは、 データセットおよびデータカタログを記述するために [SCHEMA-ORG] を拡張する元の提案で議論された。 DCAT 1 [VOCAB-DCAT-1] と [SCHEMA-ORG] の間の 部分的なマッピングは、以前に Spatial Data on the Web Working Group によって、過去の作業を基に提供された。
改訂版DCAT(この文書)から [SCHEMA-ORG] version 3.4 への
推奨マッピングは、RDFファイルとして利用可能である。
このマッピングは、述語 rdfs:subClassOf,
rdfs:subPropertyOf, owl:equivalentClass, owl:equivalentProperty,
skos:closeMatch を用い、さらに [SCHEMA-ORG] のセマンティクスに一致させるために
注釈プロパティ sdo:domainIncludes および sdo:rangeIncludes も用いて公理化されている。
整合は、接頭辞 sdo を http://schema.org/ とみなして、下表に要約される。
| DCAT要素 | schema.orgからの対象要素 |
|---|---|
| dcat:Resource | sdo:Thing |
| dcterms:title | sdo:name |
| dcterms:description | sdo:description |
| dcat:keyword dcat:keywordは単数形、sdo:keywordsは複数形である |
sdo:keywords |
| dcat:theme | sdo:about |
| dcterms:identifier | sdo:identifier |
| dcterms:type | sdo:additionalType |
| dcterms:issued | sdo:datePublished |
| dcterms:modified | sdo:dateModified |
| dcterms:language | sdo:inLanguage |
| dcterms:relation | sdo:isRelatedTo |
| dcat:landingPage | sdo:url |
| dcterms:publisher | sdo:publisher |
| dcat:contactPoint | sdo:contactPoint |
| dcat:version | sdo:version |
| dcat:Catalog | sdo:DataCatalog |
| dcterms:hasPart | sdo:hasPart |
| dcat:dataset | sdo:dataset |
| dcat:distribution | sdo:distribution |
| dcat:Dataset | sdo:Dataset |
| dcat:Dataset dcterms:accrualPeriodicityを <http://purl.org/cld/freq/continuous> に固定 |
sdo:DataFeed |
| dcterms:spatial | sdo:spatialCoverage |
| dcterms:temporal | sdo:temporalCoverage |
| dcterms:accrualPeriodicity | sdo:repeatFrequency |
| prov:wasGeneratedBy | [ owl:inverseOf sdo:result ] |
| dcat:inSeries | sdo:isPartOf |
| dcat:DatasetSeries | sdo:CreativeWorkSeries |
| dcat:Distribution | sdo:DataDownload |
| dcterms:format | sdo:encodingFormat |
| dcat:mediaType | sdo:encodingFormat |
| dcat:byteSize | sdo:contentSize |
| dcat:accessURL | sdo:contentUrl |
| dcat:downloadURL | sdo:contentUrl |
| dcterms:license | sdo:license |
| dcat:DataService | sdo:WebAPI |
| dcat:endpointURL | sdo:url |
| dcat:endpointDescription | sdo:documentation, sdo:hasOfferCatalog |
| dcterms:type dcat:DataServiceの文脈で |
sdo:serviceType |
| dcat:servesDataset | sdo:serviceOutput |
| dcat:Relationship | sdo:Role |
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多くのレガシーカタログおよびリポジトリ(例: CKAN)では、「データセット」は「単なるファイルの袋」である。 データセットから各ファイルへの、配布(表現)とその他の種類の関係(例: 文書、スキーマ、 補助文書)との区別は行われていない。
カタログ、リポジトリ、またはその他の場所にあるデータセットと構成リソースの間の関係の性質が
不明な場合、dcterms:relation またはそのサブプロパティ
dcterms:hasPart を使用できる:
関係の性質が分かっている場合は、これを伝えるために、
dcterms:relation の他のサブプロパティを
使用すべきである。特に、これらの関連リソースのいずれかがデータセットの適切な
表現であることが明確な場合は、dcat:distribution を使用すべきである。
この例は、DXWG DCAT 3 code
repository の csiro-dap-examples.ttl
および csiro-stratchart_dcat3.ttl
で利用可能である。
関連リソースの性質に関する追加の詳細は、他のRDF語彙からの適切な要素を、DCATのデータセット記述子と ともに使用して与えることができる。たとえば、上記の例は次のように、より完全に表現できる (埋め込まれたコメントはグラフ内の異なるリソースを説明する):
この例は、DXWG DCAT 3 code
repository の csiro-stratchart.ttl
で利用可能である。
データセットの来歴または業務上の文脈は、W3C Provenance Ontology [PROV-O] の 要素を用いて記述できる。
たとえば、データセット記述からそのデータセットを生成したプロジェクトへの単純なリンクは、 次のように形式化できる(明確にするため他の詳細は省略):
この例は、DXWG DCAT 3 code
repository の csiro-dap-examples.ttl
で利用可能である。
引用およびタイトル内を含め、いくつかのプロパティが来歴情報を捉えるが、プロジェクトの形式的記述への
主要なリンクは prov:wasGeneratedBy を通じて行われる。
プロジェクトの簡潔な記述は prov:Activity
として示されているが、
これは必ずしも同じカタログの一部であるとは限らない。
プロジェクトが進行中であるため、活動に終了日がないことに注意。
PROVの他の起点プロパティ、特に prov:wasAttributedTo
(データセット生成に関連するエージェントへリンクするため)および prov:wasDerivedFrom
(前身データセットへリンクするため)を用いて、さらなる来歴情報を提供できる。これらはいずれも、
次のように、DCATですでに使用されるDublin Coreプロパティを補完する:
prov:wasAttributedTo は、プロジェクトスポンサー、管理者、データセット所有者など、
dcterms:creator、dcterms:contributor または dcterms:publisher
を用いて
正しく特徴付けられない、あらゆる種類の関連エージェントへの一般的なリンクを提供する。
prov:wasDerivedFrom は、必ずしも前のデータセットではない dcterms:source と比較して、
入力または前身データセットへの、より具体的な関係をサポートする。
リソースの帰属および相互関係のための修飾プロパティの使用に関するさらなるパターンは、 15. 修飾関係で記述されている。
データセットはしばしば出版物(学術論文、報告書など)と関連付けられる。DCATは、
データセットに関する出版物をそのデータセットにリンクする方法を提供するために、
プロパティ dcterms:isReferencedBy に
依拠する
次の例は、Dryad repository で公開されたデータセットが、Nature Scientific Data journal で利用可能な 出版物にどのようにリンクされるかを示す:
この例は、DXWG DCAT 3 code
repository の dryad-globtherm-sdata.ttl
で利用可能である
データサービスはDCATを用いて記述できる。
分類子 dcterms:type、dcterms:conformsTo、および
dcat:endpointDescription の値は、サービスに関する詳細を段階的に提供し、その実際の
エンドポイントは dcat:endpointURL によって与えられる。
最初の例は、European Environment Agency(EEA)によってホストされるデータカタログを記述する。
これは dcat:DataService として分類され、
空間データサービス型のINSPIRE分類 [INSPIRE-SDST] からの
"discovery"
に dcterms:type が設定されている。
この例は、DXWG DCAT 3 code
repository の eea-csw.ttl
で利用可能である
例 61 は、Geoscience
Australiaによってホストされるデータセットを示しており、これは各サービス記述の
dcat:servesDataset プロパティの値で示される
3つの異なるサービスから利用可能である。
これらは dcat:DataService として分類され、
また空間データサービス型のINSPIRE分類 [INSPIRE-SDST] からの
"download"
および "view" に
dcterms:type が設定されている。
例 61 は、DXWG DCAT 3 code
repository の ga-courts.ttl
で利用可能である
最初の例は、GZIPファイルに圧縮されたダウンロード可能なファイルを持つ配布に関するものである。
2番目の例は、複数のファイルがTARファイルにパッケージ化された配布に関するものである。
3番目の例は、複数のファイルがTARファイルにパッケージ化され、それがGZIPファイルに 圧縮された配布に関するものである。
これらの例は、DXWG DCAT 3 code
repository の compress-and-package.ttl
で利用可能である
完全な変更ログは GitHub で利用可能である
この文書は、2024年1月18日の勧告候補スナップショット [VOCAB-DCAT-3-20240118] 以降、 次の変更を受けた:
この文書は、2022年5月10日のDCAT 3第4公開作業草案 [VOCAB-DCAT-3-20220510] 以降、 次の変更を受けた:
プロパティ 6.6.5
プロパティ: 空間解像度 および 6.8.13
プロパティ: 空間解像度 の推奨範囲を、xsd:decimal に加えて xsd:double も含むように拡張した
- Issue #1536 を参照。
17. セキュリティおよび プライバシーに関する考慮事項セクションを、完全性および真正性に関する提案を含むように更新した - Issue #1526 を参照。
6.4.9
プロパティ: 言語 の使用上の注記を更新し、多言語配布における
dcterms:language の使用について指針を提供した - Issue #1532 を参照。
BCP 47に関連する注意喚起を追加 - Issue #959 を参照。
例 36(11.4 バージョン管理への補完的アプローチ)を更新し、OWLとDCATを用いてDCAT 3を バージョン管理する方法を示した。
文書全体にわたる編集上の修正およびバグ修正。
この文書は、2022年1月11日のDCAT 3第3公開作業草案 [VOCAB-DCAT-3-20220111] 以降、 次の変更を受けた:
dcat:Resource のインスタンスを指す場合に "item" を "resource" に置き換えることにより、
文書全体における "item" と "resource" の不整合な使用に対する編集上の修正を行った
- Issue #1490 を参照。この改訂は、
セクション 6.4 クラス: カタログ化リソース における
次の用語の定義および/または使用上の注記に影響した:
6.4.5 プロパティ:
説明,
6.4.6 プロパティ:
タイトル,
6.4.7 プロパティ:
公開日,
6.4.8 プロパティ:
更新/変更日,
6.4.9 プロパティ:
言語,
6.4.10 プロパティ:
公開者,
6.4.11 プロパティ:
識別子,
6.4.14 プロパティ:
関係.
dcterms:conformsTo プロパティを dcat:CatalogRecord とともに使用する方法を
示すために、例 45(14.2.1
標準への適合)と導入段落を追加した - Issue #1489
を参照。
7. 逆プロパティの使用
セクションで、dcat:resource の逆として
プロパティ dcat:inCatalog を追加した - Issue #1484 を参照。
図 1 のクラス図を、仕様の現在のバージョンと整合するように更新した。 特に:
7. 逆プロパティの使用
セクションで、dcat:inSeries の逆として
プロパティ dcat:seriesMember を追加した - Issue #1335 を参照。
データセット系列とデータセットバージョンを組み合わせる方法を示すために、 例 39(12.1 データセット系列の 指定方法)と導入段落を追加した - Issue #1409 を参照。
dcat:Catalog を dcat:Resource にリンクする新しいプロパティ
dcat:resource を定義し、DCAT 2で
この目的のために導入されたプロパティ dcterms:hasPart を置き換えた。その結果、
プロパティ dcat:dataset, dcat:service, および dcat:catalog は、
dcat:resource のサブプロパティとなるように改訂された - Issue #1469 を参照。
dcat:Resource の下にプロパティ
dcterms:hasPart を追加した
- Issue #1469 を参照。
例 15 (8. 参照解決可能な 識別子)における不整合なURIを修正した - Issue #1459 を参照。
プロパティ dcat:dataset, dcat:service, dcat:catalog の定義を整合させた
- Issue #1465 を参照。
プロパティ dcat:version の定義を、
バージョン指示子が数値またはテキストであり得ることを明示するように改訂した
- Issue #1442 を参照。
例 62,
例 63, および 例 64
(C.5
圧縮およびパッケージ化された配布)を改訂し、dcat:downloadURL と同じURLを
値に取る dcat:accessURL プロパティのすべての出現を削除した
- Issue #1437 を参照。
プロパティ dcat:packageFormat の
使用上の注記を改訂し、パッケージ形式の例の1つとしてZIP形式を含めた
- Issue #1438 を参照。
5.1 DCATの範囲 に対する 編集上の修正 - Issue #1440 を参照。
この文書は、2021年5月4日のDCAT 3第2公開作業草案 [VOCAB-DCAT-3-20210504] 以降、 次の変更を受けた:
新しいセクション 7. 逆プロパティの
使用 が追加され、プロパティ dcat:isVersionOf,
dcat:next, および dcterms:isReplacedBy は
6. 語彙
仕様 から削除された - Issue #1336 を参照。
新しいセクション 18. アクセシビリティに 関する考慮事項 が追加された - Issue #1358 を参照。
dcat:Resource の使用上の注記の改訂
- Issue #1388 を参照。
dcterms:identifier の範囲を明確化
- Issue #771 を参照。
5.3 基本例 は、より一貫した
ストーリーを伝えるように更新され(Issue #1155 を参照)、dcterms:PeriodOfTime、dcat:startDate、および dcat:endDate を用いて時間的範囲を表現した。
dcat:bbox および dcat:centroid の使用上の注記は、
それらがジオメトリリテラルとともにのみ使用される想定であることをより明確にするために改訂された
- Issue #1359 を参照。
dcat:theme はOWLオブジェクトプロパティとして
明示的に定義され、その範囲は削除された。dcat:themeTaxonomy の使用上の注記の
一貫性が改善された - Issues #1364 および #1153 を参照。
この文書は、2020年12月17日のDCAT 3第1公開作業草案 [VOCAB-DCAT-3-20201217] 以降、 次の変更を受けた:
5.3 基本例 は、 言語タグの使用を示すために、2つの異なる言語(英語およびスペイン語)のタイトル、ラベル、 キーワードを含むように拡張された。
プロパティ 6.8.12 プロパティ:
バイトサイズ の推奨範囲が、
xsd:decimal から xsd:nonNegativeInteger
に変更された
11. バージョン管理 は、 リソースの改訂から派生するバージョンに特に焦点を当てるように、またバージョン連鎖と階層 (previous, next, current, last version)を指定するために [PAV] のアプローチに 従うように改訂された。特に:
owl:backwardCompatibleWith および
owl:incompatibleWith を用いたバージョン間の後方(非)互換性の指定のサポートを
取りやめた。
他のセクションには編集上の変更のみが含まれる。
12. データセット系列 は、 データセット系列をデータカタログの第一級市民とし、データセット系列とデータセットをリンクするための 新しいプロパティを導入するように改訂された。特に:
dcat:DatasetSeries が定義された(6.7 クラス: データセット
系列を参照) - Issue #1272 を参照。dcat:inSeries が
6.6 クラス: データセット に
追加された - Issue #1307 を参照。
dcat:first, dcat:prev, dcat:next, および
dcat:last が 6.4 クラス: カタログ化
リソース に追加された - Issue #1308 を参照。
spdx:checksum を
6.8 クラス: 配布 に追加し、
クラス spdx:Checksum(6.17
クラス: チェックサムを参照)と、そのプロパティ
spdx:algorithm および spdx:checksumValue を追加した
- Issue #1287 を参照。
locn:geometry の範囲を、
[LOCN] における定義と整合するように改訂した。
このプロパティの使用上の注記も、ジオメトリリテラルまたはクラスのいずれかとともに使用できることを
明確にするように改訂された - Issue #1293 を参照。dct: を、文書全体で
dcterms: に置き換えた - Issue #1314 を参照。
dcat:catalog の定義を更新 - Issue #1156
を参照。この文書は、2020年2月4日のDCAT 2 W3C勧告 [VOCAB-DCAT-2-20200204] 以降、 次の変更を受けた:
dcterms:relation をより具体的なサブ関係に置き換え、
dcterms:hasPart の使用を強調するように更新された。